コラム

汝自身を拠り所にせよ

蓮彩聖基

私たちは誰に頼って生きているのでしょうか。神に。親に。会社に。社会に。あるいは「正しい何か」に。一人一宇宙という前提を、私たちはどれだけ本気で引き受けているでしょうか。本来拠り所は常にあなた自身なのです。

知識としては理解している。しかし体感としては、まだ誰かに承認されたい自分が、無意識の深いところに居座っていませんか?

私たちの今の信念は、おおよそ自分たちで選んだものではありません。過去から、誰かから、社会から、与えられ・受け入れさせられてきたものです。

そして私たちのマインドは、その与えられた信念をトータルコンフォートゾーンに収まるように、ごく自然と最適化を続けているのです。

ここに気づけるかどうか。これが第一の階梯なのです。

抽象度を上げるとは、自分が偉くなることではありません。むしろ宇宙の一部としての自分を認識し、しかし縁起の中心は常に自分であるという、その二重性を生きることです。

汝自身を拠り所にせよ。

この言葉を、宗教としてではなく、認知科学の必然として。

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