コラム

自己評価の原点と再構築

蓮彩聖基

この世の中で自分のことを過小評価してしまっている人が、どれだけ多いことでしょうか。自分にはできないとか、自分は大したことない。あなたもそのように思ったことはありませんか?もしくは今まさに、心の中でそのような言葉がでているかもしれません。

多くの場合は幼少期の頃から受けてきた周囲の言葉によって、そのような評価が自分の中に根付いてしまっているのです。しかしそれらは、本来の自分の持っている可能性とは全く関係のないことなのです。

小さい頃に両親に自己評価を下げるような言葉を投げかけられていた。学校の先生からそのような言葉を言われていた。友人からそのような言葉を言われていた。

このような体験によって、私たちの自己評価はおおよそ決められてしまっているのです。作り上げられていると言ってもよいでしょう。何が得意で不得意で、自分には何ができて何ができないか、何が好きで嫌いかなどといったことも周囲からの言葉によっておおよそ定義されていることが多いのです。

もちろん周囲からの言葉だけではなく、自分自身が強い情動を伴った体験記憶も深く信念として刻まれます。しかし、周囲からの言葉は何回も何回も言い聞かされるわけですから、同じように重要なプロセスになるのです。どちらがより強力か重要かというわけではありませんが、それぞれがそれぞれの要因で、自分らしさに影響をしているのです。

性善説と性悪説。これらは生まれながらに持っていると解釈をされがちですが、そのような芽であり性質は誰にでもあるという程度で考えるものなのです。

この世に生を受けた時、すでに善人なのか悪人なのかというものではありません。むしろどちらにでもなれるのです。これが縁起なのです。その後の関係性の中でどのような経験であり体験をするのかによって、私たちの存在性が作り上げられていくのです。それそのものが内部表現というわけです。

あなたの、あなた自身への自己評価も縁起のひとつの結果です。しかしそれは固定化されておらず、確固たるものではありません。良くも悪くも、ただの幻想にしかすぎないのです。

あなたは、どのような自分になりたいと思いますか?

今から好きな自分になっていくことができるのです。

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