コラム

桜の花びらと無常

蓮彩聖基

都心では桜が散ってきました。私は春が好きです。冬の寒い時期がだんだんと暖かくぽかぽかして花や自然の香りも漂う季節。すぐ梅雨がきて夏が来ます。このぽかぽかしている穏やかな期間は、そう長くはありませんが良い季節です。

もちろん他の季節もそれぞれ違った良さがありますね。夏は暑いですが、それでも何かしらの良いと思えるものはきっと誰しも感じられるのではないでしょうか。それはイベント事かもしれないですし季節性かもしれません。

桜の花びらが散っていく様を眺めていると、無常だなと感じさせられます。数週間だけ咲き、人々を魅了しすぐに散っていきます。そしてまた来年も咲く。しかし、来年は違った花びらですし本当に咲くかはわからないのです。

絶対的に正しいとか、必ずとか。そのようなものはないと桜の花びらが散っていく様を見て観じます。ただし無常は寂しく儚いものではありません。

諸行無常な世界を今、生きるのです。

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