生きる意味は、自分の望みの中に
蓮彩聖基
私たちは生まれたその瞬間から、死へと向かって歩いている存在です。そう書くと少し重たく聞こえるかもしれませんが、これはただ無常という話なのです。
およそ百年という時間をどう過ごすかは、本来、一人ひとりにゆだねられているわけです。それも自由に。ところが気がつくと、私たちのなかには、誰かに刷り込まれた目標がいくつも住みついているものです。
親の期待、世間の正解、職場の評価。そのようなものが知らないうちに「やらなければ」に変わって、自分のWant-toを覆い隠していく。
もちろん、すべての責務を投げ出していいという話ではありません。ただ、心から望んでもいないものに人生をまるごと差し出す必要はない、ということなのです。
いまの一日のうち、どのくらいを本当にやりたいことに使えているでしょうか。
生きる意味は、誰かから与えられるものではなく、自分の望みの中から自分で見つけていくものなのです。