エフィカシー過去基準を超えて
蓮彩聖基
がんばっているのに、なぜか現状から抜け出せない。そんな手応えのなさを抱える人もいるでしょう。私たちはつい、その原因を才能や努力の量に求めてしまうものです。ですが、本当の鍵はもうマインドの内側にあるのです。
エフィカシーとは「ゴールを達成する自己能力の自己評価」のことを指します。ここで大切なのは、過去の実績とエフィカシーには本来、何の因果関係もない、ということです。
実績を根拠に自分を評価するというのは、過去のデータの延長で未来を予測しているにすぎません。
もちろん、過去の経験が無駄だという話ではありません。ただ、過去の自分を物差しに使っているかぎり、私たちは過去の基準の中で自分を評価し続けてしまうわけです。
未来のゴールに対する自己評価には、根拠はいらないのです。むしろ「根拠のない自信」こそが、未来側の臨場感を支える土台になっていくのです。