家事・育児に追われる毎日でも、自分の未来を創る時間を持つ方法

忙しい日々の中で見失いがちな「自分の時間」

朝起きてから夜寝るまで、家事や育児に追われる毎日。子どもの準備、掃除、洗濯、買い物、夕食の支度……気づけば一日が終わっていて、「私の時間」がまったく取れていないと感じていませんか?

特に平日は慌ただしく、自分の未来や理想について考える余裕すらない。そんな日々が続くと、5年、10年、15年とあっという間に過ぎていき、気づいたときには「あれ、私は何がしたかったんだろう?」と思ってしまうかもしれません。

なぜ「自分の時間」が取れないのか

多くの女性が「忙しいから時間がない」と感じています。でも実は、時間がないのではなく、時間を創る決断をしていないということが本当の理由なのです。

ゴールを設定することで、時間は自然と生まれる

まずは「時間を作る」と決める

大切なのは、「自分の未来を考える時間を持つ」とまず決めることです。いつ、どのタイミングで作るかは後回しでかまいません。まずは「私は自分の未来について考える時間を持つ」と決めてしまうのです。

そうすることで、あなたの無意識が自動的に時間の使い方を調整し始めます。朝なのか、昼なのか、夜なのか——無意識が最適なタイミングを見つけてくれるのです。

ゴールが先、方法は後

よく「時間ができたら考えよう」と思いがちですが、これでは永遠に時間は生まれません。ゴールを先に設定することで、そのゴールに必要な時間や方法を無意識が自然と創り出してくれるのです。

これは「ゴールが先、認識が後」という原則です。まず「こうしたい」という理想を決めることで、脳がそれを実現するための方法を見つけ始めます。

「私だけの時間」を創るステップ

ステップ1｜理想の時間を明確にする

• アファメーションをする時間
• ビジュアライゼーションをする時間
• 自分の理想や未来について考える時間
• 趣味やリラックスできる時間

こうした「私だけの特別な時間」を持つと決めましょう。具体的な内容は後で決めても大丈夫です。

ステップ2｜時間の創出を無意識に任せる

「いつその時間を作ろう?」と意識的に悩む必要はありません。ゴールを設定した瞬間から、無意識があなたに最適なタイミングを見つけてくれます。

たとえば:

• 子どもが寝た後の30分
• 朝、家族が起きる前の静かな時間
• 昼休みのちょっとした隙間時間

こうした時間が、自然と見えてくるようになります。

ステップ3｜その時間を大切に過ごす

時間が創り出されたら、その時間を自分のために使いましょう。罪悪感を感じる必要はありません。あなたが自分自身を大切にすることは、家族や周りの人たちにとってもプラスになるのです。

忙しくても自分らしく生きるために

家事や育児に追われる日々の中でも、自分の未来を考える時間、理想を描く時間を持つことは可能です。大切なのは、「時間がない」と諦めるのではなく、「時間を創る」と決めること。

ゴールを設定すれば、無意識が必ずその時間を創り出してくれます。方法は後からついてきます。まずは「私は自分の時間を持つ」と決めてみてください。

忙しい毎日の中にも、あなただけの安らぎの時間、リラックスできる時間、趣味に没頭できる時間——そんな豊かな時間が生まれてきます。ゴールが先、認識が後。この原則を信じて、あなたらしい毎日を創っていきましょう。

蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)

パーソナルコーチ

Contact

1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得