自信とは何か?
あなたは自分に自信がありますか?
コーチングでは、自信を 「エフィカシー」と「セルフエスティーム」 という2つの概念で説明します。
エフィカシーとは
- ゴールを達成するため自己能力の自己評価
- 「自分はどのくらい達成できると確信できているか」の度合い
セルフエスティームとは
- 自尊心 のこと
- 「自分がどのくらい価値のある存在だと思えるか」の度合い
エフィカシー・セルフエスティームが低いと…
エフィカシーが低い場合
- 「ゴールを達成できない」と感じる
- 小さな目標すら無理だと思いがち
セルフエスティームが低い場合
- 「自分はどうしようもない」と卑下してしまう
- 「生きている意味がない」とまで考えてしまう
逆に高ければどうなる?
エフィカシーが高い場合
- 「どんどんゴールを実現できる!」と感じる
- 常にワクワク、前向きでポジティブ
セルフエスティームが高い場合
- 「私は綺麗で生き生きしている!」と実感できる
- 笑顔で明るく生きられる
他人の評価は関係ない
エフィカシーもセルフエスティームも、自分がどう思えているか がすべて。
- 他人が「無理だ」と言っても、自分が「できる」と思えばエフィカシーは高い。
- 周りに悪口を言われても、自分の価値をしっかり認識していれば揺らがない。
なぜ自信を失うのか?
- 大人になる過程で セルフイメージ は作られていく
- 多くは 周囲からの言葉や環境の影響 で形成される
- 子供の頃は周囲の言葉をそのまま受け入れてしまう
そのため「自信がない自分」が出来上がるのです。
しかし、これは変えられます。
変えるための鍵は「セルフイメージ」
エフィカシーとセルフエスティームはセルフイメージの一部。
つまり、無意識のセルフイメージを変えることで高められる のです。
方法は大きく2つあります。
- アファメーション
- セルフトークのコントロール
方法① アファメーション
アファメーションとは?
- なりたい自分の未来像を、1人称・現在形で語ること
- 朝起きたとき、夜寝る前がベストタイミング
- 日中に繰り返しても良い
アファメーションの例
- 「私は毎日自信を持って生き生きと生活しています」
- 「私は自分を愛し、周囲も愛しています」
効果
- 続けるほど、新しいセルフイメージが脳に定着していく
方法② セルフトークのコントロール
セルフトークとは?
- 心の中のつぶやき、独り言、口癖
- 言葉に出さなくても「なんとなく思うこと」も含まれる
実践のポイント
- 新しい自分にふさわしい言葉だけを選ぶ
- ネガティブな独り言は排除する
- 良いことがあったら「自分すごい!」と褒める
- 失敗しても「次はこうしよう」と未来志向に切り替える
おまけ:過去の成功体験を思い出す
どんな人でも、必ずポジティブな体験があります。
思い出すべき記憶
- 「やった!」という達成感
- 「できた!」という自信の芽
- 「楽しい!」という喜び
- 「私すごいかも!」という誇らしさ
効果
- たとえ今は自信がなくても、
過去を振り返れば「たくさんの成功体験」をしてきたことに気づけます。
- その感情を思い出すたび、あなたの成功経験 が呼び覚まされます。
まとめ
- 自信とは エフィカシー と セルフエスティーム
- 低いと自己否定に繋がるが、高ければ人生がポジティブに変わる
- 他人の評価ではなく 自分のセルフイメージ がすべて
- アファメーションとセルフトークでセルフイメージは書き換えられる
- 過去のポジティブな記憶を思い出すことも強力な方法
あなたは本当はすごい人。そのことを、今ここから思い出してください。
ABOUT ME

1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得