女性の生き方

占いに頼りすぎてしまう女性が知るべき無意識の仕組み

kokihasutami

占いに頼る心理の裏側

「今日の運勢はどうかな」「この恋愛、うまくいくのかな」――朝起きてすぐに占いアプリを開いてしまう。大切な決断の前には、必ず占い師に相談する。

占いそのものが悪いわけではありません。でも、占いに頼りすぎてしまうとき、あなたの無意識は「私には決められない」というメッセージを受け取り続けているのです。

なぜ占いに頼ってしまうのか?

不安から逃れたい心理

占いに頼りたくなる一番の理由は、不安や迷いから解放されたいからです。「この選択は正しいのだろうか」「失敗したらどうしよう」という不安を抱えているとき、占いは答えを与えてくれる存在に見えます。

でも実は、占いに頼ることで一時的に安心しても、あなたの中の不安そのものは解消されていないのです。

エフィカシーが低い状態

占いに頼りすぎてしまうとき、あなたのエフィカシー(ゴールを達成する自己能力の自己評価)が低くなっている可能性があります。

  • 「私には決められない」と感じる
  • 自分の選択に自信が持てない
  • 他人や外部の情報に判断を委ねたくなる

占いに頼ることは、無意識のうちに「私の判断よりも、占いの方が正しい」と自分に言い聞かせている行為なのです。

無意識が受け取っているメッセージ

「私には決める力がない」という刷り込み

占いに頼るたびに、あなたの無意識はこんなメッセージを受け取っています。

  • 私の判断は信頼できない
  • 私には未来を創る力がない
  • 誰かに決めてもらわなければならない

これはセルフイメージの書き換えが起こっている状態です。繰り返し占いに頼ることで、「自分で決められない私」というイメージが、無意識の中に定着してしまうのです。

スコトーマが生まれる

占いに依存すると、スコトーマ(心理的盲点)が生まれます。占いの結果に意識が向くあまり、あなた自身の感覚や直感、内側から湧き上がる答えが見えなくなってしまうのです。

本当は、あなたの中にすでに答えはあります。でも、占いという外部の情報ばかりに注目していると、その答えに気づけなくなってしまうのです。

無意識を味方につける方法

自分の感覚を言葉にする

占いの結果を見る前に、まず自分の感覚を言葉にする習慣をつけましょう。「私は本当はどうしたいんだろう?」「この選択をしたら、どんな気持ちになるだろう?」と自分の内側に意識を向けることで、スコトーマが外れ、あなた自身の答えが見えてくるのです。

アファメーションで自己イメージを書き換える

毎日、こんな言葉を自分に語りかけてみましょう。

  • 「私は自分の選択で判断している」
  • 「私の直感は、いつも正しい方へ向かっている」
  • 「私は、自分を信じて決断している」

こうしたポジティブなアファメーションを繰り返すことで、無意識に新しいセルフイメージが刻まれていきます。

答えはいつも、あなたの中にある

占いに頼りすぎてしまうとき、あなたは無意識のうちに「私には決める力がない」と自分に言い聞かせています。でも本当は、あなたの中にすでに答えはあるのです。

自分の感覚を言葉にする。そして、アファメーションで新しいセルフイメージを育てる。こうした積み重ねが、あなたのエフィカシーを高め、自分を信じて生きる力を取り戻してくれます。

占いに頼らなくても、あなたは大丈夫。あなたには、自分の人生を創る力があるのです。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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