女性の生き方

仕事が向いてないと感じたら|辞める選択に自信を持っていい理由

蓮彩聖基

仕事が合わないと感じるのは、心からのサイン

毎朝、会社に向かう足取りが重い。仕事中、時計ばかり見てしまう。周りの人は楽しそうに働いているのに、自分だけが取り残されているような気がする。

「私、この仕事向いていないのかもしれない」

そう感じたことがあるなら、その気持ちをどうか否定しないでください。それは、あなたの心があなたに何かを伝えようとしているサインなのです。

「向いていない」の正体とは

「向いていない」という感覚には、実は二つの種類があります。

一つは、まだ慣れていないだけのもの。新しい仕事を始めて間もない頃、うまくできないのは当然のことです。どんな仕事も、続けていればそれなりにできるようにはなります。スキルや知識は、時間と経験が解決してくれることがほとんどです。

でも、もう一つの「向いていない」があります。それは、心が「ここは私の居場所ではない」と訴えているときです。この声は、単なる慣れの問題とは本質的に異なるものなのです。

「できる」と「やりたい」は違う

慣れればできるようになる、けれど

人は適応力の高い生き物です。どんな環境にも、ある程度は適応していくことができます。苦手だった仕事も、繰り返しているうちにこなせるようになります。

けれど、「できる」ようになることと「やりたい」と思えることは、まったく別の話です。

毎日淡々とこなせるようになった仕事。でも、朝起きたときに「今日も頑張ろう」とは思えない。休日が待ち遠しくて仕方がない。そんな状態が続いているなら、それは心が何かを訴えているのかもしれません。

心から望んでいることをしているか

本当に大切なのは、あなたが心からやりたいことをしているかどうかです。

  • 「生活のために仕方なく」
  • 「せっかく入った会社だから」
  • 「周りに迷惑をかけたくないから」

そんな理由で自分を押し殺していませんか? もちろん、責任感を持って働くことは大切です。でも、自分の人生の主導権を手放してしまっていいのでしょうか。

辞めるという選択に、罪悪感を持たなくていい

辞めることは逃げではない

「仕事を辞める」と聞くと、どこか後ろめたい気持ちになる人は多いものです。「根性がない」「我慢が足りない」「逃げている」。そんな声が、社会のどこかから聞こえてくるような気がするかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか?

心からやりたくない仕事を続けることは、自分自身を大切にしているとは言えません。自分の人生の時間は有限です。その貴重な時間を、心が望まないことに費やし続けることが、果たして正しい選択なのでしょうか。

自分の人生は自分で選んでいい

辞めてもいいのです。その選択に、自信を持っていいのです。

あなたの人生は、あなたのものです。誰かの期待に応えるためでも、社会の常識に従うためでもありません。あなたが心から望む方向に進む権利が、あなたにはあります。

  • 「でも、次が見つかるか分からない」
  • 「経済的に不安」
  • 「周りにどう思われるか」

そんな心配が浮かぶのは自然なことです。でも、その心配を理由に自分の心の声を無視し続けることは、長い目で見ると大きな代償を伴うことがあります。

辞める前に、自分の心と向き合う

本当に望んでいることは何か

辞めるにせよ続けるにせよ、まず大切なのは自分の心と向き合うことです。

  • 「私は本当は何がしたいのだろう?」
  • 「どんな毎日を送りたいのだろう?」
  • 「どんな自分でいたいのだろう?」

こうした問いに、正直に向き合ってみてください。誰かに見せる必要はありません。あなただけの答えを、あなたの心の中に探してみるのです。

「やりたくないこと」から見えてくるもの

何がやりたいか分からないときは、「何がやりたくないか」から考えてみるのも一つの方法です。

  • どんな瞬間に心が重くなりますか?
  • 何をしているとき、時間が永遠に感じられますか?
  • どんな状況に、強い抵抗感を覚えますか?

やりたくないことの反対側に、やりたいことのヒントが隠れていることがあります。

新しい一歩を踏み出すあなたへ

未来の自分を思い描く

心からやりたいことをしている自分を、想像してみてください。

朝、目覚めたときにどんな気持ちでしょうか。どんな表情で一日を始めているでしょうか。どんな人たちに囲まれているでしょうか。

その姿を、できるだけ鮮明にイメージしてみてください。五感を使って、その世界をリアルに感じてみてください。その感覚が、あなたを新しい方向へと導いてくれます。

自分を信じる力を育てる

「私には無理」「どうせうまくいかない」

そんな声が聞こえてきたら、優しくその声を手放してください。それは過去の経験や周囲の言葉から生まれた思い込みであって、あなたの本当の可能性を表しているわけではありません。

あなたには、新しい道を切り拓く力があります。今はまだ見えていなくても、一歩踏み出せば、必要な情報や出会いが自然と現れてきます。

今の仕事を続けることも、辞めることも、正解になる

大切なのは「自分で選ぶ」こと

続けることが正解で、辞めることが不正解ということはありません。その逆も同じです。

大切なのは、あなた自身がその選択を心から納得して選ぶことです。誰かに言われたからでも、世間体を気にしたからでもなく、自分の意志で選ぶこと。それが、どんな結果になっても後悔しない生き方につながります。

今日できること

今すぐ答えを出す必要はありません。でも、自分の心の声に耳を傾けることは、今日から始められます。

  • 自分の気持ちを書き出してみる なぜ向いていないと感じるのか、本当はどうしたいのか、素直に書いてみてください。
  • 信頼できる人に話してみる 一人で抱え込まず、あなたの味方になってくれる人と話してみてください。

あなたの人生は、あなたが主役です。「向いていない」と感じる心の声は、もしかしたら、あなたをもっとふさわしい場所へと導こうとしているのかもしれません。

その声を、どうか大切にしてください。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ。苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了。ドクター苫米地ワークス修了。田島大輔グランドマスターコーチに師事。認知科学者 苫米地英人博士より、無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得。
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