人間関係

なぜか彼氏ができない理由は「スコトーマ」にあった?運命の出会いを引き寄せる方法

蓮彩聖基

「いい人がいない」「出会いがない」そう感じているあなたへ。もしかしたら、その原因は「スコトーマ」にあるかもしれません。

スコトーマとは、脳が「重要じゃない」と判断して見えなくしている情報のこと。実は、あなたの周りには素敵な出会いのチャンスがあふれているのに、脳が勝手に隠してしまっているのです。

あなたの恋愛を妨げる「心理的盲点」とは?

スコトーマは「心理的盲点」とも呼ばれます。目には映っているのに、脳が「重要ではない」と判断した情報は、意識に上がってきません。

たとえば、新しいバッグを買った途端、街で同じバッグを持っている人をたくさん見かけるようになった経験はありませんか?

これは、バッグが増えたわけではなく、あなたの脳が「そのバッグは重要だ」と認識し始めたから見えるようになっただけ。情報は元からあったのに、スコトーマに隠れていたのです。

恋愛も同じです。

「恋愛のスコトーマ」が起こる3つの理由

1. 過去の恋愛パターンに縛られている

「私はこういうタイプが好き」という思い込みが、他のタイプの男性を視界から消してしまいます。過去に好きになったタイプにこだわりすぎると、本当はあなたに合う人を見逃してしまうのです。

2. 「どうせ私なんて」という自己イメージ

「私には魅力がない」「恋愛は向いていない」そんな自己イメージを持っていると、好意を向けられても「そんなはずない」と無意識に情報をシャットアウトしてしまいます。

3. 理想が高すぎる、または低すぎる

現実離れした理想を持っていると、目の前の素敵な人が見えなくなります。逆に、自分を安売りしすぎると、本当にあなたを大切にしてくれる人を、あなた自身がその人を「高嶺の花」として最初から諦めてしまうのです。

恋愛のスコトーマを外す3つの方法

ゴール設定で「理想の恋愛」を明確にする

「どんな関係性を築きたいか?」「どんな自分でいたいか?」を具体的に描きましょう。ただし、「高身長で年収○○円以上」といった条件ではなく、「お互いを尊重し合える関係」「一緒にいて自然体でいられる相手」など、本質的な部分に目を向けることが大切です。

理想の恋愛を明確にすると、脳が「それに関連する情報は重要だ」と判断し始め、今まで見えなかった出会いのチャンスが見えるようになります。

セルフイメージを「恋愛できる私」に更新する

「私は魅力的で、素敵な人に出会う価値がある」そう思えるようになると、好意のサインや出会いのチャンスに気づけるようになります。

毎日、鏡の前で自分に「私は魅力的だ」と語りかけてみてください。最初は照れくさくても、続けることで無意識の自己イメージが変わっていきます。

「いつもと違う行動」を取り入れる

スコトーマを外すには、新しい環境や人との出会いが効果的です。

いつもと違うカフェに行く、新しい趣味を始める、友達の誘いを受けてみる。小さな変化が、今まで見えなかった世界を開いてくれます。

あなたの周りには出会いがあふれている

「出会いがない」のではなく、「出会いが見えていない」だけかもしれません。

脳は、あなたが「重要だ」と思っている情報しか見せてくれません。だからこそ、「私は素敵な出会いに恵まれる」という前提を持つことが大切なのです。

今日から、少しだけ視野を広げてみませんか? あなたが気づいていないだけで、運命の出会いはすぐそばにあるかもしれません。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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