女性の生き方

限界を決めているのは、いつも自分自身

蓮彩聖基

あなたが思っている「限界」は本当に限界ですか?

「もう無理かもしれない」そう思ったこと、ありませんか?

仕事で壁にぶつかったとき。新しいことに挑戦しようとして怖くなったとき。周りと比べて自分が小さく見えたとき。

私たちは、思っているよりずっと早く「ここが限界だ」と決めてしまいがちです。

しかしその限界は、誰が決めたものでしょう?

実は、あなたが感じている「限界」のほとんどは、あなた自身が心の中で引いた線に過ぎないのです。

「無理」と思う前に知っておいてほしいこと

私たちは自分の可能性を過小評価している

人間の脳には、変化を避けようとする性質があります。

新しいことや未知の領域に踏み出そうとすると、心がざわざわしたり、不安になったりするのはそのためです。

これは私たちを危険から守るための本能的な働きなのですが、同時に「まだやれるのに、やめてしまう」原因にもなっています。

つまり、あなたが「もう限界」と感じているそのとき、本当の限界にはまだ全然届いていないことがほとんどなのです。

過去の経験が「できない」を作り出す

「私にはできない」という感覚は、過去の経験から作られていることが多いです。

  • 子どもの頃に否定された記憶
  • 挑戦して失敗した経験
  • 周りから「無理だよ」と言われた言葉

こうした体験が積み重なって、いつの間にか「私はこういう人間だ」「私にはここまでしかできない」という思い込みが出来上がっています。

でも、それは過去のあなたの話であって、今のあなた、そしてこれからのあなたの可能性とは別の話です。

諦める理由なんて、本当はどこにもない

どうせ終わりがくるなら、やりきった方がいい

少し哲学的な話をさせてください。

私たちの人生には、必ず終わりがきます。100年も経てば、今生きている人のほとんどがこの世を去っています。

これは怖い話ではなく、むしろ希望の話です。

なぜなら、終わりがあるからこそ、「諦める」という選択にはあまり意味がないと思いませんか?

失敗したらどうしよう。恥をかいたらどうしよう。

そんな心配も、長い目で見れば小さなことです。

それよりも、「あのとき挑戦しておけばよかった」という後悔を抱えて生きる方が、ずっと苦しいのではないでしょうか。

チャンスは生きている限り何度でもやってくる

一度の失敗で「もう終わりだ」と思ってしまうことがあるかもしれません。

でも、実際には終わりではありません。

生きている限り、チャンスは何度でもやってきます。形を変えて、タイミングを変えて、必ずまた巡ってくるのです。

大切なのは、そのチャンスが来たときに「私には無理」と自分で門を閉じてしまわないことです。

もっとすごい自分に出逢える

あなたの中には、まだ見ぬ可能性が眠っている

今の自分が「自分のすべて」だと思っていませんか?

実は、あなたの中にはまだ開花していない才能や可能性がたくさん眠っています。

それは、新しい環境に飛び込んだときに見つかるかもしれません。苦手だと思っていたことに挑戦したときに芽生えるかもしれません。

今の自分は、あなたという存在のほんの一部分に過ぎないのです。

「なりたい自分」を諦めないでほしい

心のどこかで思い描いている「なりたい自分」の姿はありますか?

  • もっと自由に生きている自分
  • やりたいことを仕事にしている自分
  • 心から笑っている自分

その姿を、「どうせ私には無理」と手放さないでください。

「なりたい」と思えている時点で、あなたにはその可能性があるということです。

本当に不可能なことは、そもそも望むことすらできません。望めるということは、実現できる種が自分の中にあるということなのです。

限界の線を、自分で引き直す

「ここまで」と決めているのは自分

私たちは無意識のうちに、自分の可能性に線を引いています。

「私の学歴ではここまで」「この年齢ではもう遅い」「私の性格では難しい」

でも、その線は誰かに決められたものではなく、自分で引いたものです。

自分で引いた線は、自分で消すことができます。

今日から、その線を少しだけ外側に引き直してみませんか?

自分を信じることから始まる

「自分にはできる」と心から信じることは、簡単ではないかもしれません。

でも、最初から完璧に信じられなくても大丈夫です。

まずは「できるかもしれない」「やってみてもいいかもしれない」という、小さな許可を自分に出すことから始めてみてください。

その許可が、あなたの人生を動かす最初の一歩になります。

あなたは、あなたが思っているよりずっとすごい

最後に、一つだけ伝えたいことがあります。

あなたは、自分で思っているよりも、ずっとすごい存在です。

これは励ましの言葉ではなく、事実です。

私たちは自分のことを正確に評価することがとても苦手で、特に自分の可能性については、実際よりもずっと低く見積もってしまう傾向があります。

だから、「もう無理」と思ったときほど、その判断を疑ってみてください。

本当の限界は、あなたが思っているよりもずっと先にあります。

そして、その先には「もっとすごい自分」「もっと良い自分」が待っています。

諦めないでください。

あなたの人生は、まだまだこれからです。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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