心と感情

もっと輝きたい20代女性へ|自信とチャンスを引き寄せる心の整え方

蓮彩聖基

「なんだか自分に自信が持てない」「もっと輝きたいのに、一歩が踏み出せない」

そんな風に感じている20代のあなたへ。

仕事でも恋愛でも、理想の自分になりたいと願いながらも、なぜかうまくいかない。そんな経験はありませんか?

実は、あなたの可能性を制限しているのは、能力や環境ではなく、あなた自身の「心のブレーキ」かもしれません。

この記事では、そのブレーキを外し、本来のあなたが持つ輝きを取り戻すための思考法をお伝えします。

あなたを制限しているのは「無意識の判断」

私たちの行動の大半は、実は無意識のうちに決まっています。

「これは無理そう」「私には向いていない」という判断は、意識する前に脳が瞬時に処理しているのです。

これがアティテュードと呼ばれる、無意識の判断パターンです。

過去の体験が今を決めている

過去に失敗したり傷ついたりした体験は、感情とともに強く記憶されます。

この情動記憶が基準となり、似た状況になると無意識が「また傷つくかもしれない」と判断し、行動にブレーキをかけてしまうのです。

例えば、プレゼンで緊張して失敗した経験があると、次も同じように「人前で話すのは怖い」と無意識に避けてしまう。

でも、この無意識の判断基準は、書き換えることができます。

「私にはできる」という自己評価を育てる

あなたが理想を叶えられるかどうかは、能力ではなく「私にはできる」という自己評価にかかっています。

これをエフィカシーと言います。

エフィカシーが高い人と低い人の違い

エフィカシーが高い人は、挑戦を「学びのチャンス」と捉えます。

一方、低い人は失敗を「やっぱり私には無理だった」という証拠にしてしまいます。

つまり、同じ出来事でも解釈が全く違うのです。

エフィカシーを高める方法

エフィカシーを高めるには、以下の方法が効果的です。

  • 小さな成功体験を積み重ねて記録する
  • 「私にはできる」という言葉を日常的に使う
  • 理想を達成している自分の姿を何度もイメトレする
  • 応援してくれる人と過ごす時間を増やす

特に、言葉の力は大きいです。

「どうせ無理」ではなく「きっとできる」と自分に語りかける習慣を持つだけで、行動が変わり始めます。

心地よい場所を「未来」に移す

人は誰でも、慣れ親しんだ環境に安心感を覚えます。

これがコンフォートゾーンです。

現状に留まろうとする力

新しいことに挑戦しようとすると、不安や緊張を感じるのは、脳が「今の安全な状態」を守ろうとしているからです。

これはホメオスタシスという恒常性維持機能が働いているためです。

だから、三日坊主になったり、元の習慣に戻ってしまったりするのは、決してあなたの意志が弱いからではありません。

ゴール側を「居心地の良い場所」にする

大切なのは、理想の未来を「居心地の良い場所」として感じられるようにすることです。

ビジュアライゼーションという技術を使って、理想を叶えた自分の一日を五感で感じながら何度もリハーサルをします。

  • どんな場所で、誰と、どんな会話をしている?
  • どんな服を着て、どんな気持ちで目覚める?
  • 達成した時の喜びや誇らしさを、今味わってみる

このように、未来の自分を「リアルに」リハーサルすることで、脳は「そちらが本当の自分だ」と認識し始めます。

すると、ホメオスタシスが未来側を守ろうと働き、自然と理想に向かう行動を取れるようになるのです。

「私はどんな人間か」を書き換える

あなたが無意識に持っている「自分はこういう人間だ」というイメージ。

これがセルフイメージです。

セルフイメージが現実をつくる

「私は人前で話すのが苦手」「恋愛は長続きしない」といったセルフイメージを持っていると、無意識にそれに合った行動を選んでしまいます。

なぜなら、脳はセルフイメージと現実を一致させようとする性質を持っているからです。

セルフイメージを育てる言葉

セルフイメージは、日々のセルフトーク(自分への語りかけ)によって形成されます。

「私にはできる」「私は魅力的だ」「私は成長している」

こうした優しい言葉を自分にかけ続けることで、セルフイメージは少しずつ変わっていきます。

アファメーションという技術では、理想を「すでに叶っている」形で言葉にします。

例えば、「私は自信を持って人前で話しができている人間です」と毎朝唱えることで、無意識が「そうあるべき自分」を探し始めます。

見えなかったチャンスが見えてくる

新しいバッグを買った後、街中で同じバッグを持っている人が急に目につくようになった経験はありませんか?

これはスコトーマ(心理的盲点)が外れた状態です。

脳は重要な情報だけを見せる

私たちの脳は、膨大な情報の中から「自分にとって重要」と判断したものだけを意識に上げます。

つまり、今の自分に関係ないと思っている情報は、目の前にあっても「見えていない」のです。

理想を設定すると世界が変わる

理想を明確にし、その未来に強い臨場感を持つと、脳が「これは重要だ」と判断する基準が変わります。

すると、今まで見えていなかったチャンスや情報が自然と目に入るようになります。

「なんだか最近、良い出会いが増えた」と感じるのは、あなた自身の見る世界が変わったからなのです。

矛盾を味方につける

「変わりたいのに変われない」

この苦しさの正体は、認知的不協和という心の矛盾です。

矛盾は成長のエネルギー

脳は矛盾や不一致を非常に不快に感じます。

だからこそ、「今の私」と「理想の私」のギャップがあると、そのズレを解消しようとする力が働きます。

この力を、現状に戻る方向ではなく、理想に向かう方向に使えばいいのです。

ゴール側の臨場感を高める

理想の自分をリアルに感じる時間を増やし、そちら側の臨場感を高めましょう。

すると、脳は「今の私」と「理想の私」の矛盾を解消するために、自然と理想に向かう行動を選ぶようになります。

不安や違和感は、成長のサインです。

それを恐れるのではなく、「変化が起きている証拠だ」と受け止めてください。

最高の「私」として輝くために

あなたは、すでに輝く力を持っています。

ただ、無意識の判断基準やセルフイメージが、その力にブレーキをかけているだけなのです。

理想を明確にし、言葉とイメージで未来の自分を何度も体験してください。

もっと輝きたいと願うあなたの想いは、必ず叶います。

理想のキャリアも、素敵な恋も、その両方を手に入れる未来は、あなたの心の中からすでに始まっています。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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