他人軸をやめたい女性へ|自分軸で生きるための考え方
あなたは自分の軸で生きていますか?
自分に正直に生きられていますか?
あなたは、自分のやりたいことをやれていますか?
自分に正直に意見を言ったり、行動できていますか?
もしかすると、人に言われるがままに決定権を委ね、「社会のものさし」や「常識」といった枠の中で生きていませんか?
「本当はこうしたいのに」と思いながら、周りの目を気にして言えない。「私はこう思う」と感じていても、波風を立てたくなくて黙ってしまう。
そんな経験があるなら、もしかするとあなたは「他人軸」で生きているのかもしれません。
他人軸の生き方がもたらすもの
他人軸で生きていると、表面的には「うまくやっている」ように見えることもあります。周囲との摩擦を避け、期待に応え、良い人でいられる。
でも、心の奥では違和感を感じていませんか?
「これは本当に私が望んでいること?」「なんのために頑張っているんだろう?」
他人軸の生き方を続けると、いつしか自分が何を望んでいるのかさえわからなくなってしまいます。
他人軸とは何か
他人の価値観を基準にすること
他人軸とは、他人の価値観や社会の常識を基準にして生きることです。
つまり、自分の人生の主導権を自分以外の誰かに握らせている状態です。
「他人がどう思うか」「世間がどう評価するか」という基準に支配されてしまいます。これは非常に危険なことです。なぜなら、他人の評価は常に変わりますし、すべての人を満足させることは不可能だからです。
他人軸で生きている限り、永遠に「足りない自分」を追い続けることになります。
自分軸との違い
一方で自分軸とは、ブレない自分の価値観・判断・言動に基づいて生きることです。
それは、自分の人生の責任の所在を自分に置くという姿勢です。他人や環境のせいにせず、自己責任で「やりたいことをやる」。
これが、自分軸の生き方の基本です。
自分軸で生きるということは、わがままに生きることではありません。自分の価値観を明確にし、それに基づいて選択をしていくということです。
無意識に他人軸で生きてしまう理由
信念が行動を決めている
多くの人は、知らず知らずのうちに他人軸で生きています。
その原因は、親から植えつけられた価値観や社会の常識を、無意識のうちに受け入れてしまっているからです。
私たちの中には信念(Belief)というものがあります。信念とは、無意識にある「物事はこうあるべき」という思い込みのことです。人が「真実だ」と信じていることで、知識よりも行動に与える影響がはるかに大きいものです。
この信念が集まって、ブリーフシステムという信念の体系を作り上げています。
植えつけられた信念の例
たとえば、こんな言葉を聞いたことはありませんか?
- 「女の子なんだから控えめにしなさい」
- 「空気を読みなさい」
- 「人に迷惑をかけてはいけない」
- 「〇〇するのが当たり前」
- 「社会人ならこうあるべき」
こうした言葉は、幼い頃から繰り返し聞かされることで、無意識に信念として定着していきます。
そして、その信念が私たちの判断や行動・習慣に影響を与えています。自分で考えて選んでいるつもりでも、実は無意識の信念に従っているだけということが多いのです。
「正しい」とは限らない
ここで大切なことがあります。
多数派の信念=正しい ではないということです。
「みんながそうしている」ことが、必ずしもあなたにとって最善とは限りません。社会の常識は、時代や文化によって変わります。かつては「当たり前」とされていたことが、今では通用しないこともたくさんあります。
他人の信念を無条件に受け入れるのではなく、「それは本当に自分にとって必要なのか?」と問い直す姿勢が大切です。
常識に違和感を持つ勇気
コンフォートゾーンの外に出る
もしあなたが、「〇〇は常識」と言われたときに「その常識とは何ですか?」と問い返したら、おそらく周囲から煙たがられるでしょう。
なぜなら、それは共有された信念の枠(コンフォートゾーン)から外れる行為だからです。
コンフォートゾーンとは、ストレスを感じずに安心して過ごせる、慣れ親しんだ心理的な領域のことです。社会や集団にもコンフォートゾーンがあり、その枠から外れる人を無意識に排除しようとする力が働きます。
同調を求める圧力に負けず、自分の意見を持ち続けることは、簡単なことではありません。
孤独を恐れない
自分軸で生きようとすると、一時的に孤独を感じることがあるかもしれません。
周りと違う意見を持つこと、違う選択をすること。それは勇気がいることです。
でも、その孤独は一時的なものです。自分軸で生きている人は、やがて同じように自分軸で生きている人たちと出会っていきます。
本当に大切なのは、たくさんの人に認められることではなく、自分自身が納得できる人生を歩むことです。
自分軸を確立するための考え方
反発ではなく抽象度を上げる
他人軸や社会的信念に、真っ向から戦う必要はありません。それは無駄な争いを生むだけで、時間もエネルギーも浪費してしまいます。
重要なのは、抽象度を上げることです。
抽象度とは、概念を階層的に捉えるときの「視点の高さ」を示す考え方です。具体的な事実や細かな情報から離れて、より大きな枠組みや本質に目を向けることで、物事を整理しやすくなります。
相手と同じ土俵で戦うのではなく、「もっと高いゴール」や「広い視野」から物事を捉えることが大切です。
たとえば、「女性はこうあるべき」という信念に対して反発するのではなく、「そもそも人はどう生きるべきか」「私は何のために生きているのか」という、より高い視点から考えてみる。すると、相手の信念に振り回されずに済みます。
現状の外側にゴールを設定する
自分軸を確立するためには、現状の外にゴールを設定することが効果的です。
ゴール設定とは、自分の意思で心から達成したいと思うことを定めることです。「現状の外」とは、今の自分の延長線上では達成できないもの、達成方法がわからないものを指します。
現状の外側にゴールを設定すると、他人の意見や常識が「自分のゴールに役立つかどうか」という基準で判断できるようになります。
すると、他人の評価に一喜一憂することがなくなり、ブレない自分でいられるのです。
ゴールが判断基準になる
たとえば、「世界で活躍するアーティストになる」というゴールを持っている人がいたとします。
その人にとって、「安定した仕事に就きなさい」という周囲の意見は、ゴールに関係ありません。だから、聞き流すことができます。
一方、「海外で学ぶチャンスがある」という情報は、ゴールに関係があります。だから、敏感に反応して行動できます。
ゴールがあることで、何を取り入れ、何を手放すかが明確になります。これが自分軸で生きるということです。
自分軸で生きる女性になるために
日々の選択を意識する
自分軸で生きるためには、日々の小さな選択を意識することが大切です。
- 今日のランチは何を食べたい?
- 週末は何をして過ごしたい?
- この仕事を引き受けたい?
こうした一つひとつの場面で、「本当に私はどうしたいのか」と自分に問いかけてみてください。
最初は「わからない」と感じるかもしれません。長年他人軸で生きてきた人は、自分の本音がわからなくなっていることが多いのです。
でも、問いかけ続けることで、少しずつ自分の声が聞こえるようになります。
他人の目から自由になる
他人の目を気にしすぎると、自分軸で生きることはできません。
もちろん、社会で生きていく以上、他者との関係は大切です。でも、それは他人の期待に応えることとは違います。
大切なのは、自分の価値観を基準に選択し、その結果に責任を持つこと。
他人の意見は参考にしても、最終的な決定は自分でする。その積み重ねが、自分軸のある女性をつくります。
自分の人生を自分で舵取りする
他人の意見にブレない。常識に縛られない。そして、自分の人生を自分で舵取りできる。
それこそが、本当に豊かな生き方です。
「私の人生は、私が決める」
その強い姿勢が、他人軸からの脱却の第一歩です。
今日から、自分の内側に意識を向けてみてください。他人の目や常識にとらわれず、自分の価値観を基準に選択していく。
その積み重ねが、あなたを自分軸で生きる女性へと変えていきます。
