毎日が忙しいと感じる方へ|時間を3倍に感じる「臨場感」の高め方
「忙しい」がコンフォートゾーンになっていませんか?
「忙しい、忙しい……」
毎日そう感じながら過ごしていませんか?実は、その「忙しさ」こそが、あなたのコンフォートゾーンになっているかもしれません。
忙しさの罠
忙しくしている自分が当たり前になると、無意識に「忙しい状態」を維持しようとしてしまいます。その結果、本当はもっと効率よくできるはずなのに、生産性が下がってしまうように行動をしているかもしれません。
まずはセルフトークを変える
「忙しい、忙しい」という独り言を、今すぐ変えましょう。
- 「私は効率よく仕事をしている」
- 「高いパフォーマンスで複数のことをこなしている」
- 「時間を自由に使えている」
このようなセルフトークに変えることで、新しいセルフイメージとコンフォートゾーンが作られていきます。
時間は「体感」で決まる
24時間は思い込みに過ぎない
私たちは「1日は24時間」だと思い込んでいますが、それは単なる概念です。
実際には、情報処理速度を上げることで、体感時間を何倍にも伸ばすことができるのです。
クロックサイクルを上げる
「クロックサイクル」とは、あなたの情報処理速度のこと。これは意識的に上げることができます。
生産性が2倍になったら?
1時間かかっていた作業が30分で終われば、それは生産性2倍です。複数のタスクすべてで生産性が2倍になれば、1日の中に膨大な時間が生まれます。
そして、クロックサイクルは2倍、4倍、8倍と、どんどん上げていくことができるのです。
臨場感を高めて時間を3倍にする方法
1. セルフトークを整える
「忙しい」という言葉を使わず、「私は高いパフォーマンスで動いている」という言葉を選びましょう。
言葉が変われば、その世界に対してホメオスタシス(恒常性維持機能)が働き、現実が言葉に追いついていきます。
2. クロックサイクルを倍にする
日常の小さなことから始めてみましょう。
- 本を読む速度を倍にする
- 歯磨きの時間を半分にする
- YouTubeを倍速で視聴する
- 会話の発話スピードを上げる
意識的に「半分の時間で終わらせる」ことを繰り返すと、脳がその速度に慣れていきます。
3. リラックス×ハイパフォーマンスの状態を作る
焦りながら急ぐのではなく、リラックスしながら高いパフォーマンスを発揮する――この状態に臨場感を持たせることが重要です。
この世界に対して臨場感を上げ、ホメオスタシスを働かせると、自然とその状態が当たり前になっていきます。
4. ゴールと結びつける
「なぜそのタスクを、倍の速度でやる必要があるのか?」を明確にし、ゴールと結びつけましょう。
目的が明確になると、集中力が高まり、さらにクロックサイクルが上がります。
世界が遅く感じ始める
クロックサイクルが上がると、不思議なことが起こります。
- 周りの人たちの動きが遅く見える
- YouTubeの通常速度が遅く感じる
- 会話のスピードがゆっくりに聞こえる
これは、あなたの情報処理速度が上がっている証拠。1日24時間が、体感的に48時間、72時間と感じられるようになるのです。
今日から実践できること
- 「忙しい」という言葉を使わない
- 日常のタスクを半分の時間で終わらせる意識を持つ
- YouTubeやオーディオブックを倍速で視聴する
- 目の前のタスクに集中する
まずは一つのタスクから。「これを半分の時間で終わらせる」と決めて、集中してみてください。
時間は自分で創れる
忙しさは、あなたが無意識に選んでいるコンフォートゾーンかもしれません。
セルフトークを変え、クロックサイクルを上げ、リラックスしたハイパフォーマンス状態に臨場感を持たせる――この3つで、あなたの1日は3倍にも感じられるようになります。
時間は与えられるものではなく、あなた自身が創り出すものなのです。
