女性の生き方

自己肯定感を高めたい女性へ|コーチングで学ぶセルフエスティームの本質

kokihasutami

「自己肯定感」という言葉をよく耳にしませんか?

最近、特に若い女性を中心に「自己肯定感」という言葉が、日常的に使われるようになってきました。

多くの場合、その意味は 「自分に価値があるか、ないか」「自信があるか、ないか」 といったニュアンスでしょう。

文字通り、自分を肯定すること、存在意義や存在価値をどれだけ評価できているかということです。

コーチングでの考え方:セルフエスティーム

セルフエスティームとは?

コーチングでは「自己肯定感」を セルフエスティーム という概念で説明します。

  • エスティーム:尊敬する、尊重する、尊敬
  • セルフエスティーム:自分をどれだけ大切で価値ある存在と認められるか

エフィカシーとの違い

似た概念に エフィカシー があります。これは「ゴールを達成する自己能力の自己評価」。

  • セルフエスティーム → 存在そのものの価値
  • エフィカシー → 達成自己能力への確信

今回のテーマは自己肯定感なので、ここではセルフエスティームに焦点を当てます。

自己肯定感の評価基準はどこから来るのか?

幼少期の言葉が影響する

私たちは幼いころから、親や周囲の人たちにさまざまな言葉をかけられてきました。

それらは必ずしもポジティブとは限らず、中には可能性を狭めるものも多かったはずです。

ネガティブな評価の例

  • 「君にはできない」
  • 「君は頭が悪い」

特に両親や先生は、過去の実績 を基準に評価しがちです。その代表例が「偏差値による評価」です。

未来の可能性を見ない人=ドリームキラー

典型的なケース

例えば、高2の夏に進路を決意した生徒がいるとします。

「今まで勉強してこなかったけど、東大に進学して国際情勢を学び、外交官になりたい!」

そう話したとき、多くの先生や親はこう言うでしょう。→「無理だと思うよ…」

ドリームキラーの特徴

彼らは 過去から現在までの姿 しか見ていません。

未来の可能性や熱い想いを見ていないのです。

夢を否定し、可能性を狭めてしまう存在。それが ドリームキラー です。

言葉がセルフイメージを形づくる

ネガティブな言葉は記憶に残りやすい

人はポジティブな言葉よりも、失敗や否定的な言葉を強く記憶する傾向があります。

✔ その結果、自己評価を下げる
✔ セルフイメージを小さくしてしまう

自分を責めないで

もし今「自己肯定感が低い」と感じているなら、それは あなたのせいではありません

過去に受けた言葉が影響しているだけで、本来あなたの価値が低いわけではないのです。

自己肯定感を高めるプロセス

1. 自分の評価は自分で決める

他人の言葉に左右されないこと。あなたの評価基準はあなた自身が握っています。

2. ポジティブな記憶を活用する

過去を振り返れば、必ずプラスの経験があるはずです。

  • 人に優しくできた
  • 感謝された
  • 感動して幸せを感じた

実践ステップ

  1. ノートにポジティブな記憶を書き出す
  2. 書きながらその体感を「今ここ」で味わう
  3. 日々思い出し、臨場感を育てる

これを続けることで、セルフエスティームは自然に高まります。

エスティームが高まると何が変わる?

✔ 自分を大切にできる
✔ 人にも優しくできる
✔ 周囲に良い影響を与えられる

エスティームが高まれば、あなた自身も、あなたの世界も、より穏やかで豊かなものに変わっていきます。

まとめ|自己肯定感は「自分で育てられる」

  • 自己肯定感=セルフエスティーム
  • 幼少期からの言葉がセルフイメージを形成する
  • ネガティブな評価は「あなた自身の本質」ではない
  • 自分の評価は自分で決めること
  • ポジティブな記憶を日々思い出し、臨場感を強める

自己肯定感は生まれつき決まるものではありません。

小さな実践で、誰でも育てていける力 です。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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