やりたいことだけで生きる方法｜女性の幸せを取り戻すコーチング思考【後編】

信念を書き換えれば人生は変わる

「やりたいことだけで生きる」は本当にできる？

結論から言えば――できます。

それは、あなたの「信念」を変えることから始まります。

私たちは、「やりたくないことも我慢してやるのが正しい」と信じ込まされています。しかし、それを疑うことこそが第一歩なのです。

常識を疑うという選択

「仕事をしたくない」は悪いことではない

今の世の中で仕事をしたくないなら、しなくてもいいのです。お金が入らなくなるかもしれませんが、日本では生活保護もあり、餓死することはまずありません。

一方で、ブラック企業で精神をすり減らして自ら命を絶つ人もいます。どちらが本当の意味で“生きている”と言えるでしょうか。

周囲の目から自由になる

「働いていない自分」をどう感じますか？

「仕事をしていないと周りの目が気になる」「ニートとかフリーターと呼ばれたくない」そう感じる人は多いでしょう。

でも、迷惑をかけていなければ恥ずかしいことではありません。

職業とファイナンスを分けて考える

たとえば、フリーターとして働きながら好きな仕事を続ける人。それは、職業とファイナンス活動を分けて考えられている柔軟で賢い生き方です。

「社会的肩書き」よりも「自分のゴール」に焦点を当てることで、人生の自由度は一気に上がります。

ゴールを持つことの意味

ゴールがある人は強い

ここで最も大切なのは、ゴールを持つことです。現状の外にゴールを設定し、それに向かって信念を変えていく。それが人生を変える唯一の方法です。

ブリーフシステムとは何か

「ブリーフシステム（belief system）」とは、あなたの思考・信念の集まりの体系のことです。ゴールを持つことで、この体系が少しずつ書き換わっていきます。

ゴールが変われば「やりたくない」が「やりたい」に変わる

ゴールができると意味合いが変わる

今の仕事を「やりたくない」と感じていても、新しいゴールを持つと考え方が変わりますお金を貯めて独立したい、やりたいことを始めたい――。

そう思えば、仕事を続けること自体が“やりたいこと”に変わるのです。

我慢を美徳とする社会構造を超えて

権威構造のトリック

「やりたくないことも我慢してやる」――

この価値観は、実は権威者にとって都合の良い仕組みです。従順な人の方が管理しやすいからです。

しかし彼らが見落としているのは、抑圧よりも自由の方が生産性を高めるということ。強制よりも、自発性が人を動かすのです。

信念を書き換え、コンフォートゾーンを広げる

現状の外にゴールを設定する

私たちは、いつの間にか受け入れてしまった信念を今こそ書き換える必要があります。そのために、現状の外にあるゴールを設定しましょう。

ゴール設定の3つの条件

1. 100％「やりたい」と感じるものであること
2. 少し怖くなるほど大きな夢であること
3. 他人の期待ではなく、自分の内側から湧き上がるもの

こうしたゴールを設定すると、信念が変わり、コンフォートゾーンが広がります。

やりたいことで生きる脳の状態

高パフォーマンスを生むwant-to思考

やりたいことをしている時、人の脳は前頭前野を最大限に使います。創造性が高まり、集中力が増し、最高のパフォーマンスを発揮します。

つまり、「やりたいことで生きる」は理想論ではなく、最も生産的で科学的な生き方なのです。

あなたの幸せは常識の外側にある

我慢の毎日とは、もうお別れです。あなたの幸せは、他人の常識の外側にあります。

もし「やりたくないことをせず、やりたいことだけで満たされた人生」を送れるとしたら？毎日、自由に幸せを感じながら生きていけるとしたら？

大丈夫。それは現実になります。

現状の外にゴールを設定し、あなたの中にある“本当のやりたいこと”を見つけてください。それは、すでにあなたの心の中にあります。

蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)

パーソナルコーチ

Contact

1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得