女性の生き方

仕事だけの毎日を変える|人生のバランスを取り戻す方法

蓮彩聖基

気づけば仕事だけで日々が過ぎていく

朝起きて、仕事の準備をして、一日を職場で過ごし、疲れて帰宅する。

そんな日々を週に5日も繰り返していると、気づけば人生のほとんどが「仕事」で埋まってしまいます。

土日になっても頭の中では仕事のことを考えている。月曜日のことが気になって、心から休めない。そんな経験はありませんか?

「もっと自分の時間が欲しい」「趣味や恋愛も大切にしたいのに」と思いながらも、目の前のタスクに追われて、結局また仕事だけの一週間が過ぎていく。

この状態が続くと、あなたの人生はどうなっていくでしょうか?

仕事だけの人生が奪っていくもの

仕事に集中することは、決して悪いことではありません。

けれど、人生のすべてが仕事だけになってしまうと、大切なものを少しずつ失っていくことになります。

健康という土台

どれだけ仕事で成果を出しても、体を壊してしまえばすべてが止まってしまいます。

睡眠不足、運動不足、食生活の乱れ。これらは静かに、しかし確実にあなたの体を蝕んでいきます。

人とのつながり

友人との時間、家族との時間、そして恋愛。これらは「いつかやろう」と思っている間に、機会そのものが失われていくものです。

人間関係は、意識して時間を使わなければ、自然と薄れていってしまいます。

自分自身を知る機会

仕事以外の時間がないと、「本当は何がしたいのか」「どんな人生を歩みたいのか」を考える余裕すらなくなります。

忙しさの中で、自分自身を見失っていく。それは最も大きな損失かもしれません。

あなたはどんな人生を歩みたいですか?

ここで一度、根本的な問いに向き合ってみてください。

あなたは、どのような人生を歩みたいですか?

今の仕事中心の日々は、本当にあなたが望んでいた人生でしょうか?たしかに仕事は大切です。生活のためにも、社会とのつながりのためにも、自己実現のためにも、仕事は必要なものです。

けれど、それは人生の「一部」であって、「すべて」ではないはずです。もしかしたら、同じくらいの収入を得ながら、もっと心にゆとりのある働き方ができるかもしれません。

もしかしたら、仕事の効率を上げることで、趣味や恋愛に使える時間が生まれるかもしれません。可能性は、あなたが「どうなりたいか」を明確にしたときに、初めて見えてくるものなのです。

人生を領域ごとに見つめ直す

バランスホイールという考え方

人生には、仕事以外にもさまざまな領域があります。

  • 仕事・キャリア:収入を得ること、社会への貢献、自己成長
  • 健康・美容:体と心の状態、エネルギーの源
  • 恋愛・パートナーシップ:愛する人との関係
  • 家族・友人:大切な人たちとのつながり
  • 趣味・自己表現:自分らしさを発揮する時間
  • 学び・成長:新しい知識やスキルの習得
  • お金・経済:経済的な安定と自由
  • 社会貢献:他者や社会への価値提供

これらの領域を車輪に見立てて、バランスを確認する考え方をバランスホイールと呼びます。

車輪は、すべての部分がバランスよく整っているからこそ、スムーズに転がります。どこか一部分だけが大きくて、他が小さければ、車輪はガタガタと揺れ、前に進むことすら難しくなるのです。

一つの領域だけでは満たされない理由

仕事だけが充実していても、心のどこかで「何か足りない」と感じるのは、このバランスが崩れているからです。

人間は、複数の領域が満たされることで、初めて深い充足感を得られる存在です。

逆に言えば、仕事で何か挫折があったとき、他の領域が充実していれば、そこから立ち直るエネルギーを得ることができます。

人生の豊かさは、一つの領域の成功だけでは測れないものなのです。

それぞれの領域で「やりたいこと」を見つける

大きな目標でなくていい

「やりたいこと」と聞くと、何か壮大な夢を思い浮かべるかもしれません。けれど、最初からそこまで考える必要はありません。

まずは、それぞれの領域で「こうなったら嬉しいな」「こんな状態でいたいな」と思えることを、素直に書き出してみてください。

  • 週に一度は友人とゆっくり話す時間を持ちたい
  • 体を動かす習慣をつけて、朝すっきり起きられるようになりたい
  • 素敵なパートナーと穏やかな時間を過ごしたい
  • 新しいスキルを身につけて、仕事の幅を広げたい

このような「こうありたい姿」が、あなたの人生を導く指針になっていきます。

自分の世界観を描く

それぞれの領域で望む姿が見えてくると、一つの「世界観」のようなものが浮かび上がってきます。

それは、あなたが心から歩みたい人生の姿です。

仕事も、健康も、人間関係も、趣味も。すべてがバランスよく満たされている状態。その世界観が明確になればなるほど、今の自分に何が足りないのか、何を変えていけばいいのかが、自然と見えてくるのです。

世界観が明確になると見え方が変わる

必要な情報が目に入るようになる

人間の脳は、自分にとって重要だと認識した情報だけを意識に上げる仕組みを持っています。だから、仕事のことだけを考えていると、仕事に関する情報ばかりが目に入り、他の可能性が見えなくなってしまうのです。

ですが、「こんな人生を歩みたい」という世界観が明確になると、それに関連する情報やチャンスが、不思議と目に入るようになります。

今まで気づかなかった趣味のサークル、健康に関する良い情報、素敵な出会いの機会。それらは、実はずっとあなたの周りにあったのかもしれません。ただ、意識が向いていなかっただけで。

選択の基準が変わる

自分の世界観が明確になると、日々の選択の基準も変わっていきます。

「この仕事を引き受けるべきか」「この誘いに応じるべきか」という判断が、「自分の望む人生に近づくかどうか」という軸でできるようになるのです。

そうすると、無駄に忙しくすることが減り、本当に大切なことに時間を使えるようになっていきます。

今日からできること

まずは、紙とペンを用意して、人生の各領域を書き出してみてください。

そして、それぞれの領域で「こうなりたい」「こうありたい」と思う姿を、思いつくままに書いてみましょう。

完璧である必要はありません。書いているうちに、だんだんと自分の望む姿が見えてくるはずです。あなたの人生は、仕事だけで終わるものではありません。

もっと豊かで、もっと彩りのある日々が、あなたを待っています。それを手に入れるための第一歩は、「自分がどんな人生を歩みたいか」を知ることから始まるのです。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ。苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了。ドクター苫米地ワークス修了。田島大輔グランドマスターコーチに師事。認知科学者 苫米地英人博士より、無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得。
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