女性の生き方

無限の可能性を目覚めさせる方法|見えない力を解き放つ

蓮彩聖基

私たちは「無限の可能性」を持って生まれてきた

すべての人に備わっている力

私たちは生まれてきたその瞬間から、無限の可能性を持っています。

これは「過去にこんな実績があるから、将来も伸びしろがある」という話ではありません。能力的なものだけでなく、想像力、創造性、人とのつながり、新しいことへの挑戦。どんなことができるのか、どんな人生を歩めるのか。それらすべてが「可能性」なのです。

何者にでもなれるし、どんなことだってできる。それが私たちの本来の姿です。

なぜ可能性を感じられないのか

「無限の可能性なんて、私にはない気がする」

そう感じている方も多いかもしれません。でも安心してください。可能性がないのではなく、見えなくなっているだけなのです。

可能性に「蓋」をしてしまう仕組み

信念はどのように作られるのか

生まれてきてから今日まで、私たちはたくさんの言葉を受け取ってきました。親からの言葉、学校の先生からの評価、友達との会話、社会からのメッセージ。これらを少しずつ受け入れていくことで、私たちの中に信念が積み重なっていきます。

信念とは、無意識にある「物事はこうあるべき」という思い込みのことです。人が「真実だ」と信じていることで、知識よりも行動に与える影響がはるかに大きいものです。

そして、その信念が集まってブリーフシステムという信念の体系を作り上げます。

信念が作られる場面

  • 親から繰り返し言われた言葉
  • 学校で「普通」「常識」として教えられたこと
  • 失敗したときに感じた恥ずかしさや悔しさ
  • 「女の子なんだから」と言われた経験
  • 周りと比べて感じた劣等感

親から受け継ぐ「居心地のいい場所」

私たちは知らず知らずのうちに、親と似たようなコンフォートゾーン(居心地のいい領域)を受け継いでいます。

コンフォートゾーンとは、ストレスを感じずに安心して過ごせる、慣れ親しんだ物理的・精神的な空間のことです。心地よい環境では自然体で振る舞え、本来の力を発揮できます。

親と似てくるのは、たとえばこのようなものです。

  • 趣味や興味の傾向
  • 好き嫌いのパターン
  • 日常の習慣や行動の癖
  • 物事に対する態度や考え方

これらは無意識のうちに似ていってしまうのです。

大人になるほど変わりにくくなる

本来は無限の可能性を持って生まれてきたのに、成長する過程で可能性に「蓋」をしてしまいます。

大人になった後は、その強固なコンフォートゾーンや信念を維持することになりますから、なかなか変わることができなくなってしまうのです。

「私はこういう人間だから」「私にはこれくらいが限界」という思い込みが、無意識のうちに人生の選択肢を狭めていきます。

見えなくなっている「可能性」の正体

スコトーマという心理的な盲点

ここで、とても大切な概念をお伝えします。

スコトーマとは、心理的な盲点のことです。目には映っているのに、脳が「重要ではない」と判断した情報は意識に上がらず、存在していても「ないもの」として扱われる状態を指します。

私たちの脳は、毎秒膨大な量の情報を処理しています。そのすべてを意識に上げていたら、脳がパンクしてしまいます。だから脳は「自分にとって重要な情報」だけを選んで意識に上げ、それ以外は見えないようにしているのです。

「見えているつもり」の錯覚

少し実験をしてみましょう。

今、周りを見渡して赤い色のものを探してみてください。きっとたくさん見つかると思います。

では、青い色のものはどのくらいありましたか?

多くの方が答えられないはずです。赤を探していたとき、青は「重要ではない」と脳が判断して、見えなくなっていたからです。

私たちは世界を見ているようで、実は自分にとって重要なもの以外は見ていないのです。

あなたの可能性もスコトーマの中に隠れている

この心理的盲点は、誰もが抱えています。

そして大切なことは、あなたの可能性もスコトーマになって隠れてしまっているということ。

「私には才能がない」「私にはチャンスがない」と感じているとき、才能やチャンスが本当にないわけではありません。脳が「重要ではない」と判断して、見えなくなっているだけなのです。

「チャンスがない」のではなく「チャンスが見えていない」状態。新しい選択肢や可能性は、大抵スコトーマの中に隠れています。

あなたの可能性は、ちゃんとあなたの中に眠っています。

可能性を解き放つたった一つの方法

「現状の外」にゴールを設定する

では、どうすれば見えなくなっている可能性を解き放てるのでしょうか?

答えはシンプルです。現状の外に、心からやりたいと思うゴールを設定すること。

ゴール設定とは、自分の意思で心から達成したいと思うことを定めることです。単なる願望や憧れではなく、内側から湧き上がる強い意志を形にしたものです。

「現状の外」とは、今の自分の延長線上では達成できないもの、達成方法がわからないものを指します。

現状の内側と外側の違い

現状の内側のゴール

  • すでに達成方法がわかる
  • 今の自分のままでもできる範囲
  • 自己イメージを変えなくても届く

現状の外側のゴール

  • 達成方法がまだわからない
  • 今の自分を超える必要がある
  • 新しい自己イメージが必要

達成方法がわからないゴールこそが本物のゴールです。方法がすぐに見えるものは現状の延長に過ぎません。

現状の内側に留まる落とし穴

もしも現状の内側にゴールを設定してしまうと、より自分を現状の内側に縛ってしまうことになります。

「今の会社で少し昇進できたらいいな」「もう少し貯金が増えたらいいな」

これらは悪いことではありませんが、現状の延長でしかありません。本当の可能性へはアプローチできないのです。

心から望むゴールを設定する

現状の外にゴールを設定するとき、とても大切なことがあります。それは心から望むことであること。

誰かに言われたからでも、社会的に正しいと思うからでもありません。あなた自身が心の底から「こうなりたい」「これをやりたい」と感じるものを設定してください。

「女性だからこうすべき」「この年齢だからこの程度で」という制限は、すべて外してしまいましょう。

ゴールを設定すると何が起きるのか

スコトーマが外れ始める

現状の外にゴールを設定すると、不思議なことが起こります。

脳は「このゴールを達成するために必要な情報」を「重要」と判断するようになります。すると、今まで見えなかった情報が自然と目に入ってくるようになるのです。

見えてくるもの

  • 必要な人との出会い
  • 役立つ情報やチャンス
  • 新しいアイデアや発想

これらは元からそこにあったのに、スコトーマで隠れていただけなのです。

ゴールを設定し臨場感を高めることで、そのゴールに関連する情報が「重要」と認識され、スコトーマが外れていきます。

可能性の限界が壊れていく

ゴールを設定することで、「私にはここまでしかできない」という限界の壁が少しずつ壊れていきます。

なぜなら、ゴールを設定した瞬間から、あなたの無意識は「そのゴールにふさわしい自分」を探し始めるからです。自己イメージが自然と更新され、コンフォートゾーンも変わっていきます。

バランスよくゴールを持つ

ゴールは一つの分野だけでなく、人生のいろいろな領域でバランスよく持つことが大切です。

  • 仕事・キャリア
  • 健康・美容
  • 家族・パートナーシップ
  • 趣味・自己表現
  • 学び・成長
  • 人間関係・友人
  • 社会貢献・使命

一つの領域だけが満たされている状態では真の豊かさは得られません。すべての領域がバランスよく満たされていると、人生はスムーズに前進していきます。

あなたの中の可能性は、いつでも光を放てる

失われたのではなく、見えなくなっているだけ

あなたの中にある可能性は、失われたわけではありません。信念やコンフォートゾーンによって「蓋」をされ、スコトーマによって見えなくなっているだけなのです。

その蓋を開ける鍵は、「現状の外」に心からのゴールを設定すること。

今のあなたの中に、無限の可能性がある

「私なんて」「もう遅い」「きっと無理」

そんな声が聞こえてきても、それは古い信念が作り出しているものです。

今のあなたの中に、確かに無限の可能性は存在しています。それは見えないだけで、いつでも再び光を放つことができるのです。

あなたが心から望む未来を思い描いてみてください。達成方法がわからなくても、今は見えなくても大丈夫。

ゴールを設定した瞬間から、あなたの可能性は動き始めます。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ。苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了。ドクター苫米地ワークス修了。田島大輔グランドマスターコーチに師事。認知科学者 苫米地英人博士より、無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得。
記事URLをコピーしました