自己実現

オーラや波動を感じやすい人が実践すべき「抽象度の高いゴール設定」

kokihasutami

感受性の強さは、ゴール設定の武器になる

「周りの人の感情が流れ込んでくる」「場の雰囲気に敏感で疲れやすい」――そんなふうに感じていませんか?

オーラや波動といった言葉で表現される「見えない何か」を感じ取る力は、とても繊細で豊かな感受性の表れです。でも、その感受性が強いからこそ、日常の細かな情報に振り回されて、本当に大切なものを見失ってしまうことがあるのです。

そんなあなたにこそ知ってほしいのが、「抽象度の高いゴール設定」という考え方。これは、日々の細かな出来事から一歩離れて、もっと大きな視点で自分の人生を捉え直す方法です。

抽象度とは?視点の高さを変える力

抽象度は「視点の高さ」を表す

抽象度とは、物事を見るときの「視点の高さ」や「情報量の大小」を表す考え方です。

  • 抽象度が低い状態:細かな情報、具体的な出来事、目の前の感情に注目している
  • 抽象度が高い状態:全体像、本質、目的といった大きな枠組みで物事を見ている

たとえば、誰かと話していて「この人、なんだかイライラしているな」と感じたとき、それは抽象度が低い状態です。でも「この人は何か不安を抱えているのかもしれない」「この人にとって今、何が一番大切なんだろう?」と考えるとき、あなたは抽象度を上げています。

感受性が強い人ほど、抽象度を意識すべき理由

オーラや波動を感じやすい人は、周囲の細かな情報をキャッチする力が強いです。それ自体は素晴らしい能力なのですが、細部にばかり注目していると、全体が見えなくなってしまいます

すると、こんなことが起こります。

  • 人の感情に引きずられて、自分のゴールを見失う
  • 日常の小さなストレスに消耗してしまう
  • 本当にやりたいことが見えなくなる

だからこそ、あなたには「抽象度を上げる」という視点の切り替えが必要なのです。

抽象度の高いゴール設定がもたらすもの

ゴールを「大きな視点」で捉え直す

ゴール設定において抽象度を上げるとは、「なぜそれをやりたいのか?」「それは私にとって、どんな意味を持つのか?」と問い続けることです。

たとえば、「もっと自分らしく生きたい」というゴールがあるとします。これを抽象度を上げて捉え直すと、こうなります。

  • 抽象度が低い:「今の仕事を辞める」「引っ越しをする」
  • 抽象度が高い:「自分の価値観に沿った人生を創る」「愛と自由を感じながら生きる」

抽象度が高いゴールには、細かな手段や方法が含まれていません。だからこそ、状況が変わっても、あなたの軸はブレないのです。

日常の情報に流されなくなる

抽象度の高いゴールを持つと、日々の細かな出来事に振り回されにくくなります

たとえば、誰かのネガティブな感情を感じ取ったとき。抽象度が低いままだと「私が何かしてしまったのかな」「この場から逃げたい」と反応してしまいます。

でも、抽象度の高いゴールを持っていると、「私の目的は、愛と調和の中で生きること。今この瞬間、私ができることは何だろう?」と、冷静に対応できるようになるのです。

本質的な行動が見えてくる

抽象度が高いゴールを持つと、本当に大切な行動が自然と見えてきます

「自由に生きる」というゴールを持っているなら、それに向かうための選択肢は無数にあります。転職、独立、人間関係の整理、新しい学び――どれも「自由」につながる道です。

抽象度を高く保つことで、あなたは「今、私にとって一番自然な選択は何か?」を、感覚的に選べるようになるのです。

実践:抽象度の高いゴールを設定する方法

ステップ1:「なぜ?」を繰り返す

今、あなたが達成したいと思っていることを思い浮かべてください。そして、「なぜそれをやりたいのか?」と自分に問いかけてみましょう。

:

  • 「転職したい」→なぜ?→「もっと自分らしく働きたいから」→なぜ?→「私の価値観を大切にしたいから」

この「なぜ?」を3回以上繰り返すと、抽象度が高い本質的な想いにたどり着きやすくなります。

ステップ2:制約を外して考える

「もしお金も時間も自由だったら、私は何をしたい?」と問いかけてみましょう。

制約を外すことで、抽象度が一気に上がります。すると、本当に大切にしたい価値観や生き方が見えてくるのです。

ステップ3:大きな視点でゴールを言語化する

最後に、あなたのゴールを「大きな視点」で言葉にしてみましょう。

  • 「愛と調和の中で、自分らしく輝く人生を創る」
  • 「自由と豊かさを感じながら、誰かの役に立つ仕事をする」

このように、抽象度の高い言葉でゴールを表現すると、日常の細かな出来事に左右されない、ブレない軸が生まれます

感受性は、高い視点で活かす

オーラや波動を感じ取る力は、あなたの豊かな感受性の証です。でも、その力を日常の細部にばかり使っていては、本当の可能性を発揮できません。

抽象度の高いゴールを持つことで、あなたはその感受性を「人生全体を見渡す力」として活かせるようになります。

細かな情報に振り回されるのではなく、大きな視点から自分の人生を捉え直してみてください。そうすれば、あなたの感受性は、ゴールに向かうための強力な武器になるのです。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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