周りに流されず自分の軸で生きる|自分らしさを取り戻す3つの視点
周りに流されてしまうのは、なぜ?
友人からの誘いを断れなかったり、本当は気が進まないのに「YES」と言ってしまったり。そんな経験、ありませんか?
「周りに流される」という状態は、実は相手の評価を気にしていることから生まれています。
相手の評価を気にすると起こること
- 断ったら関係が悪くなるかもしれない
- 嫌われてしまうかもしれない
- 変に思われるかもしれない
こうした不安が、あなたの本当の気持ちを押し殺してしまうのです。
でも、考えてみてください。相手に合わせて自分を犠牲にする関係性は、本当に大切なものでしょうか?
断ったときの相手の反応が教えてくれること
もし、あなたが丁寧に断ったときに、相手が怒ったり、あなたを悪く言ったりするなら——それは、その程度の関係性だったということです。
本当にあなたを大切に思っている人なら、あなたの意思を尊重してくれるはず。たとえば会社の上司からの誘いで断りにくい場面もあるでしょう。でも、毎回自分を押し殺していたら、1年、2年と積み重なったとき、あなた自身が消耗してしまいます。
大切なのは「ゴール」を基準にすること
そのお誘いや人間関係は、あなたのゴール実現に必要ですか?
ゴールとは、あなたが心から達成したいと思う未来のこと。その実現に必要でないなら、無理に付き合う必要はありません。
敵対的になる必要はないけれど、常にゴールを念頭に置くことが、自分軸を持つ第一歩です。
自分の価値は、自分で決める
周りに流されない自分になるために、最も大切なこと。それは、自分自身の価値を、自分で決めることです。
自分軸を持つための3つの視点
1. 自分の意思で決めているか確認する
「流された」と感じるときは、自分の思考に隙があったということ。
結果として誰かに付き合うとしても、それを意識的に、意図的に選んでいるかが重要です。「相手に流されている」のではなく、「自分の意思で、相手に付き合ってあげている」という感覚を持ちましょう。
2. ゴールを基準に判断する
人生にはキャリア、人間関係、健康など、さまざまな領域があります。それぞれにゴールを持ち、そのゴールを基準に行動を選ぶこと。
そうすることで、自分軸がブレない生き方ができるようになります。
3. 抽象度を高く保つ
目の前の小さな出来事に振り回されず、より大きな視点——つまり「自分の人生全体」や「本当に大切にしたいこと」を意識すること。
抽象度を高く保つことで、目の前のお誘いや評価に一喜一憂せず、冷静に判断できるようになります。
自分の価値を守ることが、自分らしさを守ること
自分の行動も、思考も、すべて自分で決める——そういう姿勢で生きることが、自分軸を持つということです。
周りの評価を気にして自分を押し殺していると、あなた自身の価値まで下げてしまいます。それは、あなたが本来持っている可能性を閉じ込めてしまうことでもあるのです。
大切なのは、自分自身の価値を自分で決めること。そして、その価値を大切にしながら、ゴールに向かって進んでいくこと。
それができたとき、あなたは周りに流されることなく、自分らしく、自由に生きられるようになります。
