輝く未来へ！今の私を抜け出す「ゴールの実現法」

ゴールを実現するために立ちはだかる「見えない壁」って？

「もっとキラキラしたい」「憧れの自分になりたい」と強く願っているあなたへ。

新しいことを始めたり、大きな目標を設定したりすると、なぜか「やる気が出ない」「やっぱり難しいかも」と感じてしまうことはありませんか？

それは、あなたが弱いからでも、能力がないからでもありません。私たちの心の中に備わっている「現状維持のシステム」が働いているサインなのです。

この記事では、あなたのゴールを邪魔する見えない壁の正体と、それを超えて理想の未来を現実にするための秘密をお伝えしますね。

現状維持こそが安心？「コンフォートゾーン」の正体

私たちは誰もが、「コンフォートゾーン」という名の「慣れ親しんだ居心地の良い環境」を持っています。

これは、昨日までのあなたの生活、考え方、人間関係、年収など、「今の自分」を形作っている世界のこと。

なぜ、現状維持の力が強いの？

• この力は、私たちが生きていく上で安心と安全を確保するために、生まれつき備わっている大切な機能なのです。
• 脳は、変化（特に大きな変化）を「危機」と判断し、今の状態を必死に守ろうとします。

コンフォートゾーンの中にいると、確かに落ち着いて生産性高く活動できます。でも、「現状の外」にあるゴール、つまり今の延長線上にはない大きなゴールや目標を設定すると、この力が逆にブレーキになってしまうのです。

ゴールを遠ざける心のブレーキ「創造的逃避（クリエイティブ・アボイダンス）」

あなたがコンフォートゾーンの外に大きなゴールを設定すると、無意識はそれを「危険だ」と認識し、現状に戻そうと必死に働きます。

これが「創造的逃避（クリエイティブ・アボイダンス）」という現象です。

「創造的逃避」ってどんなこと？

無意識が、あなたがゴールに近づかないように、とても巧妙な理由や言い訳を作り出します。

• 「時間がない」
• 「お金が足りない」
• 「私には無理」
• 「もっといい方法があるはず」と別の行動を探し始める

「本当にやりたいことのはずなのに、なぜか手が動かない」と感じるのは、あなたの無意識があなたの行動をストップさせているからなのです。

これは、あなたが怠けているのではなく、あなたの現状維持システムがフル稼働している証拠なのです。

ゴール側の自分を「リアルな今」にするたった一つの方法

この強力な現状維持システムを、ゴールの達成に活かすことができたら最高だと思いませんか？

そのために必要なのが、「ゴールの世界」を「現状よりもリアルなコンフォートゾーン」として再構築することです。

1. 「本当に欲しいゴール」を見極める

まず、そのゴールが誰に何を言われても、どんな困難があっても「絶対に達成したい」と思える心から真に望むゴールであるか、しっかり見極めてください。

• 世間体や人に褒められたいからではなく、あなたが心からワクワクするゴールですか？

2. 「未来のコンフォートゾーン」を徹底的にイメージする

次に、ゴールを達成した未来の私（理想の私）が「今、毎日どんな生活をしているか」を、ありありと鮮明にイメージします。

これが、あなたの「未来のコンフォートゾーン」になります。

• どんな服を着ていますか？
• どんな人に囲まれていますか？
• 毎日どんなことを学んで、どんな行動をしていますか？
• どんな気持ちで朝を迎えていますか？

この未来のコンフォートゾーンを、現状のコンフォートゾーンよりも、はるかに具体的に、臨場感たっぷりに感じられるまで想像し続けるのです。

3. 無意識を味方につける

このイメージを日々繰り返すことで、あなたの無意識は「これが新しい『今の私』の快適な状態なんだ」と錯覚し始めます。

すると、無意識の現状維持システムが、今度は「その未来の私」を維持するために働き始めます。

「未来の私」の行動が、自然と「今の私」の行動になり、ゴールに向かって迷いなく進めるようになるのです。

まとめ

私たちが持つ現状維持システムの力は、素晴らしい才能です。

この力を、過去の延長線上の「今の私」を守るためではなく、「理想の未来の私」を現実にするために使いましょう。

心から望むゴールを設定し、その世界をリアルな居場所にすること。それが、あなたが迷わず輝く未来へ飛び出すための、科学に基づいた最もパワフルな方法なのです。

さあ、今日から「理想の私」の毎日を具体的に描き、あなたの無意識を味方につけていきましょう！

蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)

パーソナルコーチ

Contact

1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得