女性の生き方

挑戦したいけど怖い|不安が現実化する仕組みと乗り越え方

蓮彩聖基

「やりたいのにできない」という葛藤

挑戦への憧れと恐れの間で

本当はやりたいことがある。挑戦したい夢がある。

でも、いざ一歩を踏み出そうとすると、足がすくんでしまう。

「失敗したらどうしよう」「うまくいかなかったら恥ずかしい」「周りに何と言われるだろう」

そんな思いが頭をよぎり、結局また今日も動けないまま一日が終わる。

この葛藤を抱えている人は、決して少なくありません。むしろ、本気で人生を変えたいと思っている人ほど、この壁にぶつかるのです。

怖いと感じること自体は自然なこと

新しいことに挑戦するとき、怖いと感じるのはとても自然なことです。

私たちの脳は、未知のものを「危険かもしれない」と判断するようにできています。これは太古の昔から人類が生き延びるために備わった、大切な機能です。

だから、怖いと感じる自分を責める必要はありません。それは、あなたの脳が正常に働いている証拠なのです。問題は、その恐れにどう向き合うかです。

一歩踏み出せない本当の理由

失敗への恐れの正体

「失敗したらどうしよう」

この思いが、多くの人の足を止めています。

しかし、よく考えてみてください。あなたが恐れている「失敗」とは、具体的に何でしょうか?

  • 周りの人に笑われること?
  • お金を失うこと?
  • 時間を無駄にすること?
  • 自分の能力のなさを突きつけられること?

恐れの正体を明確にしてみると、意外とぼんやりしていることに気づくかもしれません。

完璧主義という罠

「もっと準備してから」「完璧にできるようになってから」

そう思って、いつまでも始められない人もいます。

完璧主義は、一見すると向上心の表れのように見えます。しかし実際には、挑戦しないための言い訳になっていることが少なくありません。

完璧な準備ができる日は、永遠に来ません。なぜなら、完璧の基準は常に上がり続けるからです。

「もう少し」「あと少し」と言い続けているうちに、時間だけが過ぎていく。そして気づいたときには、「やっぱり私には無理だった」と諦める理由を見つけてしまうのです。

不安の多くは実現しない

ここで、とても大切なことをお伝えします。

あなたが今、頭の中で想像している不安や心配事。そのほとんどは、実際には起こりません

私たちが心配していることの大部分は現実にはならないとされています。

つまり、あなたが夜も眠れないほど悩んでいるその不安は、ほとんどが妄想なのです。

まだ起きていないこと、起きるかどうかもわからないことに対して、私たちは膨大なエネルギーを費やしています。

恐れが現実を引き寄せてしまう仕組み

無意識は良い悪いを判断しない

ここからが、最も重要なお話です。

私たちの無意識には、ある特徴があります。それは、良いことと悪いことを区別しないということです。

無意識は、あなたが強くイメージしていること、臨場感を持って感じていることを「現実」として認識します。そして、その「現実」を実現するように働き始めるのです。

これは、ポジティブなイメージでもネガティブなイメージでも同じです。

恐れの臨場感が現実を創る

「失敗したらどうしよう」と繰り返し考えるとき、あなたの頭の中には失敗している自分の映像が浮かんでいます。

その映像に感情が伴えば伴うほど、無意識にとっての臨場感は高まります。

すると、無意識は「この人は失敗する世界を望んでいるのだな」と認識し、その世界を実現するために動き始めるのです。

  • 失敗につながる情報ばかりが目に入る
  • チャンスがあっても気づかない
  • 本来の力を発揮できなくなる
  • 自分でも気づかないうちに、失敗する選択をしてしまう

本来は起こり得なかったはずの失敗を、自分自身で引き寄せてしまう。

これが、恐れが現実を創ってしまう仕組みです。

自分で不安を現実化させている

少し厳しい言い方になりますが、大切なことなのでお伝えします。

あなたが恐れている未来は、本来は単なる可能性のひとつに過ぎません。起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。

しかし、その不安に強い臨場感を持ち続けることで、あなた自身がその未来を選んでしまっているのです。

これは、決してあなたを責めるために言っているのではありません。

この仕組みを知ることで、あなたは自分の未来を意識的に選び直すことができるようになるのです。

恐れを味方につける方法

臨場感を向ける先を変える

無意識が臨場感の高い世界を実現するなら、その仕組みを逆に活用すればいいのです。

失敗する自分ではなく、うまくいっている自分に臨場感を持つこと。

挑戦して、成功して、喜んでいる自分の姿を、できるだけリアルに想像してみてください。

  • その時、あなたはどんな表情をしていますか?
  • どんな場所にいますか?
  • 誰があなたの周りにいますか?
  • どんな気持ちを感じていますか?

この映像に感情を伴わせ、繰り返しイメージすることで、無意識にとっての「現実」が書き換わっていきます。

恐れを成長のサインとして受け取る

怖いと感じることは、悪いことではありません。

むしろ、恐れを感じるということは、あなたが本気でその挑戦を望んでいる証拠です。

どうでもいいことには、恐れを感じません。本当に大切だからこそ、怖いのです。

だから、恐れを感じたら、こう思ってみてください。

「これは、私にとって本当に意味のある挑戦なのだ」

恐れは敵ではなく、あなたの本当の望みを教えてくれるサインなのです。

完璧を手放し、まず始める

完璧な準備は必要ありません。

60点でいいから、まず始めてみること。

走りながら修正していけばいいのです。最初から完璧にできる人など、どこにもいません。

「やってみたら意外と大丈夫だった」

その経験を一度でもすると、次の挑戦へのハードルはぐっと下がります。

未来は今のあなたが創っている

不安ではなく希望を選ぶ

あなたの未来は、まだ決まっていません。

そして、その未来を創るのは、今この瞬間のあなたの思考と感情です。

不安に満ちた未来と、希望に満ちた未来。どちらの臨場感を高めるかは、あなた自身が選ぶことができます。

もちろん、長年の習慣を変えるのは簡単ではありません。気づいたらまた不安に飲み込まれていることもあるでしょう。

でも、気づいたそのときに、また意識的に希望の方を選び直せばいいのです。その繰り返しが、少しずつあなたの無意識を書き換えていきます。

一歩は、思っているより軽い

踏み出す前の一歩は、とても重く感じます。しかし、実際に踏み出してみると、思っていたよりもずっと軽いことに気づくはずです。

恐れは、行動する前が最も大きく感じるもの。動き始めてしまえば、不思議と恐れは小さくなっていきます。

あなたには、挑戦する力があります。

今感じている恐れは、あなたの可能性の大きさを表しているのです。その恐れを超えた先に、あなたが本当に望む人生が待っています。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
蓮彩 聖基 (はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ。苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了。ドクター苫米地ワークス修了。田島大輔グランドマスターコーチに師事。認知科学者 苫米地英人博士より、無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得。
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