人間関係

職場の嫌な人に振り回されない|人間関係のストレスを激減させる考え方

kokihasutami

職場の人間関係で悩んでいませんか?

職場に嫌な上司がいる、苦手な同僚がいる、意地悪をしてくる人がいる……。そんな環境で毎日働くのは、本当につらいですよね。

朝起きた瞬間から憂鬱で、通勤電車の中でも気が重くなる。そんな日々を送っているあなたに、今日は人間関係のストレスを激減させる考え方をお伝えします。

「職業」と「ファイナンス活動」は別物です

まず考えてほしいこと

あなたは今、何のために働いていますか?

  • 職業:社会に価値を提供すること
  • ファイナンス活動:お金を稼ぐこと

この2つは、実は別のものなのです。

あなたの働く目的は?

もし今の仕事が「お金を稼ぐため」なのであれば、その職場に縛られる必要はありません。世の中にはたくさんの仕事があり、ファイナンス活動としてアルバイトでも派遣でも、選択肢は無数にあるのです。

一方で、「この職業を心から続けたい」という想いがあるなら、それは素晴らしいことです。ただし、その場合でも今の職場にこだわる必要はないかもしれません。

辞めるという選択に自信を持っていい

あなたの能力は、どこでも輝ける

あなたの能力、あなたのビジョン、あなたができること――それはあなた自身のものです。

今の会社でしか発揮できないものではありません。他の環境でも、あなたは必ず輝けます。

コンフォートゾーンが合わないなら

心理的に疲れる環境に無理にいる必要はありません。「辞める」という選択は、決して逃げではなく、自分を大切にする立派な決断なのです。

最も大切なこと|エフィカシーを守る

絶対に下げてはいけないもの

職場で嫌な人がいても、絶対に下げてはいけないものがあります。

  • エフィカシー(自分の能力への確信)
  • セルフエスティーム(自分の価値への評価)

他人の言動によって、あなたの自己評価を下げてはいけません。あなたには価値があり、能力があります。それは誰にも揺るがせないものなのです。

すぐに辞められないなら|スコトーマを活用する

意識をコントロールする

すぐに辞めるのが難しい、もう少し続けたいという場合は、スコトーマ(心理的盲点)を活用しましょう。

ロックオンとロックアウトの原理

私たちの脳は、意識を向けたものは「見える」ようになり、意識を向けないものは「見えなくなる」という性質を持っています。

これを利用するのです。

具体的な方法

  1. 仕事の成果だけにロックオン:目の前のタスク、プロジェクトの完成に集中
  2. 自分のゴールにロックオン:この経験で得られるスキル、将来のビジョンに意識を向ける
  3. ファイナンス活動にロックオン:お金を稼ぐという目的だけに集中

こうすることで、嫌な人たちは自然とロックアウトされ、意識の外に追いやられます。まるでノイズや雑音が消えていくように。

注意すべきケース

ただし、物理的な嫌がらせやいじめがある場合は、別の対処が必要です。自分を守ることを最優先にしてください。

人間関係のゴールを設定する

辞めるかどうかは、ゴールが決める

最終的に「辞める」「続ける」を決めるのは、あなたのゴールです。

  • この職業を本当に続けたいのか?
  • 別の職場でも同じことができるのか?
  • 今の環境で人間関係のゴールは設定できるのか?

こうした問いを自分に投げかけ、あなた自身の答えを見つけてください。

あなたは自由に選べる

職場の嫌な人に振り回されて、あなたの大切なエネルギーを奪われる必要はありません。

職業とファイナンス活動を分けて考え、自分のエフィカシーを守り、意識をコントロールする――この3つを実践することで、人間関係のストレスは激減します。

そして何より、辞めるという選択を恐れないでください。あなたの能力は、どこでも発揮できるのですから。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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