女性の生き方

「なりたい自分」になる生き方|今日から始める自分の人生のつくり方

蓮彩聖基

「自分らしく生きたい」「本当の自分を見つけたい」そう思ったことはありませんか?

実は「自分らしさ」を探すよりも、ずっとシンプルで効果的な方法があります。

それは「なりたい自分」に向かって進んでいくという発想です。

この記事では、今日から始められる「自分の人生を自分でつくっていく」ための考え方をお伝えしていきます。

「自分らしさ」を探し続ける落とし穴

自分探しがうまくいかない理由

「本当の自分って何だろう?」と考え始めると、答えが見つからないまま時間だけが過ぎてしまうことがありませんか?

それもそのはず。「自分らしさ」は固定されたものではないからです。

あなたは常に変化しています。5年前の自分と今の自分が違うように、未来の自分も今とは違う存在になっていきます。

過去に縛られる必要はない

「私はこういう性格だから」「昔からこうだったから」という思い込みが、可能性を狭めてしまうことがありませんか?

たとえば、学生時代に人前で話すのが苦手だったとしても、それが一生続くわけではありません。

過去の経験や周囲からの評価は、あなたの本質を決めるものではないのです。

「なりたい自分」という視点への切り替え

探すのではなく、決める

「自分らしさを見つける」から「なりたい自分を決める」へ。

この発想の転換が、人生を大きく動かすきっかけになります。

「どんな自分になりたいか?」と問いかけると、自然と未来に意識が向きます。過去に縛られず、これからの可能性にフォーカスできるようになるのです。

なぜ「決める」ことが大切なのか

人のマインドは、目指す方向が明確になると、そこに向かうために必要な情報を自然と集め始めます。

「こうなりたい」という方向性があると、今まで気づかなかったチャンスや情報が見えてくるようになります。

反対に、漠然と「何か違う」と感じているだけでは、次のステップが見えにくいままになってしまいます。

「なりたい自分」を明確にするヒント

ゴールから考えてみる

「なりたい自分」を考えるとき、人生のゴールを視点にするとイメージしやすくなります。

  • どんな毎日を送っていたいですか?
  • どんな場所で、誰と過ごしていたいですか?
  • どんなことに喜びを感じていたいですか?

これらの問いに正解はありません。大切なのは、あなた自身が心から「こうありたい」と感じる姿を思い描くことです。

小さなことから具体的にイメージする

朝の過ごし方

理想の朝はどんな感じでしょうか?ゆっくりコーヒーを飲む時間がある?それとも早起きしてヨガをしている?

仕事や活動

どんな仕事をしていたいですか?今の仕事を続けながら別の活動を始めている?新しいフィールドで活躍している?

人間関係

どんな人たちに囲まれていたいですか?応援し合える仲間がいる?信頼できるパートナーがいる?

このように具体的にイメージすることで、「なりたい自分」の輪郭がはっきりしてきます。

社会の常識や他人の評価は気にしなくていい

「普通」という幻想

「女性はこうあるべき」「この年齢ならこうしているべき」といった社会の常識が、私たちの選択を狭めていることがあります。

でも、よく考えてみてください。誰が決めた「普通」なのでしょうか?

時代によって変わるもの、地域によって違うもの、そもそも根拠がないもの。「常識」と呼ばれるものの多くは、絶対的なルールではありません。

他人の人生ではなく、自分の人生を生きる

周囲の期待に応えようとして、自分の本当の望みを後回しにしていませんか?

もちろん、周りの人を大切にすることは素敵なことです。でも、それと自分の人生の主導権を他人に渡すことは、まったく別の話です。

「親が望んでいるから」「友達がそうしているから」という理由で進む道を決めると、どこかで違和感を感じ始めます。

評価を気にすると本当の望みが見えなくなる

SNSのいいねの数、他人からの評価、比較による焦り。

これらに振り回されていると、「本当に自分が望んでいること」が分からなくなってしまいます。

他人の目を気にしているとき、私たちは「どう見られたいか」を考えています。でも本当に大切なのは「どうありたいか」なのです。

今日からできる3つのこと

1. 「なりたい自分」を書き出してみる

ノートやスマホのメモに、思いつくまま書いてみましょう。

  • こんな仕事をしていたい
  • こんな暮らしをしていたい
  • こんな自分でいたい

完璧に書く必要はありません。今の気持ちをそのまま言葉にしてみるだけで大丈夫です。

2. 「~すべき」を手放す

日常で「~すべき」「~しなければならない」と感じたとき、それが本当に自分の望みなのかを問いかけてみましょう。

「そうしなければならない」という思い込みに気づくだけでも、心が軽くなります。

3. 小さな選択を自分で決める

今日のランチ、週末の過ごし方、ちょっとした買い物。

小さなことでも自分で選び、決めるという経験を積み重ねていきましょう。

「なんでもいい」「どっちでもいい」と流されるのではなく、「私はこっちがいい」と自分の意思で選ぶ練習です。

あなたの人生は、あなたが決めていい

「自分らしさ」を探すのではなく、「なりたい自分」を決めて、そこに向かって進んでいく。

その過程で、あなたは自然と変化し、成長していきます。

社会の常識も、他人の評価も、あなたの人生を決める基準にはなりません。基準を決めるのは、あなた自身です。

今この瞬間から、あなたは「なりたい自分」に向かって歩き始めることができます。

まずは小さな一歩から。あなたの人生を、あなた自身の手でつくっていきましょう。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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