女性の生き方

このまま今の会社にいていいのか悩む20代女性へ|モヤモヤを最高の未来へ変える

蓮彩聖基

なぜ今のキャリアにモヤモヤするのか

「このまま今の会社にいていいのか」「本当にこの仕事を続けていいのか」そんな不安を抱えていませんか?

朝起きた時の胸の重さ、仕事中の「これじゃない感」、なんとなく感じる焦り。それは決してあなたの能力不足でも、わがままでもありません。

それはあなたのマインドからの大切なサイン。「もっと本来の自分を生きていい」というメッセージなのです。

情報の波に飲まれていませんか?

今の時代、私たちは膨大な情報の波にさらされています。SNSで見る「理想の働き方」、友人の華やかなキャリア、転職サイトの成功事例。

そんな情報を無意識に浴びるうちに、いつの間にか他人軸の理想を追いかけてしまっているのかもしれません。

モヤモヤは成長のサイン

このモヤモヤは、あなたが次のステージへ進む準備ができているというサインです。

現状に満足できないのは、あなたの中に「もっと自分らしく生きたい」という強い想いがあるから。その想いを、これから一緒に形にしていきましょう。

承認欲求の罠に気づく

「周りに評価されたい」「認められたい」という想いは、誰もが持つ自然な感情です。

けれど、その承認欲求が強すぎると、自分の本当の望みが見えなくなってしまいます。

他人の期待で選んだ道

例えば、上司に褒められるために残業を続けたり、親が喜ぶからという理由で今の仕事を選んだり。

そんな選択を重ねていくうちに、「自分は本当は何がしたいのか」がわからなくなってしまうのです。

満たされない心

他人からの評価を基準にしていると、どれだけ頑張っても心は満たされません。なぜなら、他人の期待は変わり続けるから。

そして、他人の基準で選んだ道では、あなた本来の力を発揮することが難しいからです。

誰の承認を求めているのか

まず大切なのは「今の私は、誰の承認を求めているのか」に気づくこと。

上司、親、友人、それともSNSの誰か。その気づきが、他人軸から自分軸へ移るための第一歩です。

自分に問いかける質問

  • 「この仕事を選んだのは、本当に自分の意志だったか」
  • 「誰に認められたくて、今の選択をしているのか」
  • 「もし誰も見ていなかったら、私は何を選ぶだろうか」

これらの質問は、あなたの本当の想いに気づくきっかけになります。

スコトーマという心理的盲点

脳には面白い特徴があります。それは「重要だと思っている情報しか見えない」という性質。これをスコトーマ(心理的盲点)と呼びます。

やりがいのなさを証明する脳

今の会社で「やりがいがない」と感じているなら、あなたの脳はやりがいのなさを証明する情報ばかりをキャッチします。

退屈な会議、単調な業務、評価されない日々。そうした情報が次々と目に入り、「やっぱりここにいてはダメだ」という確信が強まります。

見えなくなっているチャンス

逆に言えば、同じ環境の中にあるチャンスや可能性は、見えなくなっているのです。

新しいプロジェクトの芽、学べる機会、繋がれる人。それらは存在しているのに、あなたの脳が「重要ではない」と判断して見えなくしているのかもしれません。

スコトーマは変えられる

けれど安心してください。スコトーマは固定されたものではありません。

あなたが「どんな未来を生きたいか」を明確にすることで、脳が見る世界は変わります。

脳を味方につける

最高の未来を描けば、そこに向かうための情報やチャンスが自然と目に入るようになる。

これは脳の仕組みを味方につけた、最も自然な変化の起こし方です。

現状の外側にゴールを置く

「転職してもっと自由に働きたい」「やりがいのある仕事をしたい」そんな想いがあるかもしれません。

ここで一つ、質問をさせてください。

今の延長線上ではないゴール

その未来は「今の自分の延長線上にあるもの」でしょうか。それとも「達成方法がわからないくらい大きなもの」でしょうか。

もし前者なら、それは現状の内側のゴール。今の自分が少し頑張れば届く範囲です。そこには本当の成長も、心が震えるような喜びもありません。

本当のゴールとは

本当にあなたを動かすゴールは、現状の外側にあります。

今の自分では達成方法がわからない、想像するだけでワクワクする、けれど同時に「本当に私にできるのかな」と少し不安になる。そんなゴールです。

大きすぎると感じるゴールこそ

「大きすぎる」と感じるゴールこそが、あなたの脳を目覚めさせます。

今まで見えなかった可能性を照らし出し、あなたを本当の自分へと導いてくれるのです。

今のリソースは無視していい

「でも今の私には、そんな力もスキルもない」そう思うかもしれません。

ここで重要なのは、今持っているものを基準にしないこと

今のリソースは現状の結果

今のあなたのリソース(時間、お金、能力、環境)は、現状の内側にとどまっていた結果です。

現状の外側に出るためには、今ないものを嘆くのではなく、未来のあなたが持っているものを先に決めてしまうのです。

脳が現実として扱うもの

脳は「実現可能かどうか」ではなく「臨場感が高い方」を現実として扱います。

だからこそ、最高の未来を鮮明に思い描き、その世界にいる自分を何度も体験することで、脳は自然とその未来に向かって動き始めます。

自然な変化が起こり始める

必要な情報が目に入るようになり、必要な出会いが訪れ、必要な行動を自然と選べるようになる。

それが脳の仕組みを活かした自然な変化です。頑張って努力するのではなく、自然と動き出す。そんな状態が訪れます。

自分軸のキャリアをデザインする

あなたのキャリアは、誰かの期待に応えるためのものではありません。

あなた自身が心から望む人生を創るためのものです。

制限のない問いかけ

まずは静かな時間を作って、こう問いかけてみてください。

  • 「制限がなかったら、私はどんな働き方をしたい?」
  • 「どんな人と、どんな場所で、どんな価値を提供していたい?」
  • 「朝起きた時、どんな気持ちで一日を始めていたい?」

遠慮なく言葉にする

その答えを、遠慮なく言葉にしてみましょう。現実的かどうかは今は無視していいのです。

大切なのは、あなたの心が本当に求めているものに素直になること。

未来の自分を体験する

そして、その未来にいる自分を、毎日少しずつイメージしてみてください。

どんな朝を迎えているか、どんな仕事をしているか、どんな表情をしているか。五感を使って、感情を込めて体験してみるのです。

マインドのアップデート

その繰り返しが、あなたのマインドをアップデートします。

他人軸の評価基準が外れ、自分軸の選択ができるようになります。無意識のうちに、あなたは最高の未来に向かって歩み始めるのです。

モヤモヤをエネルギーに変える

モヤモヤは、あなたを最高の未来へ導くエネルギーです。

そのエネルギーを味方につけて、誰にも奪われない自分だけのキャリアをデザインしていきましょう。あなたには、その力があります。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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