自己実現

お金の引き寄せは「豊かさの定義」を変えることから|貯金通帳の残高を変える無意識の書き換え方

kokihasutami

お金に対する「無意識の信念」が現実を決めている

「もっとお金があったらいいのに」「なぜか貯金が増えない」そんなふうに感じることはありませんか。

実は、お金の現実は、あなたの無意識にある「お金への信念」によって創られているのです。

「お金は汚い」「お金持ちは悪い人」「私には稼ぐ能力がない」――こうした信念は、幼い頃から親や周囲の大人たちの言葉、社会の常識として繰り返し聞かされることで、無意識の奥深くに刻まれていきます。

そして、この信念があなたの行動を決め、現実の通帳残高にまで影響を及ぼしているのです。

お金への信念は代々受け継がれる

私たちが持つお金の信念の多くは、親や祖父母の世代から受け継いだものです。

「贅沢は敵だ」「お金は苦労して稼ぐもの」「女性が稼ぎすぎるのはよくない」――こうした言葉を何度も聞いて育つことで、それが「真実」として無意識に定着します。

けれど、それは単なる「誰かの信念」であって、あなたにとっての真実ではないかもしれません。

「豊かさの定義」を書き換えると現実が変わる理由

脳は自分が信じた世界を見せる

私たちの脳は、自分が「重要だ」と認識した情報だけを意識に上げる仕組みになっています。

お金に対してネガティブな信念を持っていると、お金を得るチャンスや可能性が目の前にあっても、それが見えなくなってしまうのです。これを心理的盲点と呼びます。

反対に、「私は豊かさを受け取る価値がある」「お金を稼ぐことは悪くない」と信じられるようになると、今まで見えなかったチャンスが自然と目に入るようになります。

あなたの「お金のコンフォートゾーン」

人には、無意識に「これくらいが自分にふさわしい」と感じるお金の量があります。

たとえば、思いがけず臨時収入があったとしても、「自分にはこんなにお金を持つ資格がない」と無意識に感じていると、すぐに使ってしまったり、何かのトラブルでお金が出ていったりして、いつもの金額に戻ってしまうことがあります。

これは、無意識が「慣れ親しんだ状態」を維持しようとする働きによるものです。

豊かさの定義を広げる3つのステップ

ステップ1|今の信念に気づく

まずは、あなたがお金に対してどんな信念を持っているのかを観察してみましょう。

チェックしてみてください

  • 「お金を稼ぐのは大変だ」と思っていませんか
  • 「私には無理」と感じていませんか
  • お金持ちに対して否定的な感情がありませんか
  • 「お金より大切なものがある」と言い訳していませんか

これらは、すべてお金の流れを止めている可能性のある信念です。

ステップ2|新しい豊かさの定義を選ぶ

次に、あなたにとっての新しい豊かさの定義を、意識的に選びましょう。

新しい信念の例

  • お金は、私が心地よく生きるための道具です
  • 私は豊かさを受け取る価値があります
  • お金は循環するものであり、私のもとに自然と集まってきます
  • 私が豊かになることで、周りの人も幸せになります

大切なのは、心から「そうなりたい」と思える言葉を選ぶことです。

ステップ3|豊かな未来の自分をイメージする

最後に、豊かさを手にした未来の自分とその自分の生活を、毎日イメージする時間を持ちましょう。

通帳の残高が増えている様子、欲しかったものを迷わず買える自分、心にゆとりを持って笑っている自分――そんな未来を、まるで今そこにいるかのように五感で感じてください。

イメージするときのポイント

  • 視覚:何が見えますか
  • 触覚:どんな感触がありますか
  • 聴覚:どんな音が聞こえますか
  • 感情:どんな気持ちですか

この「豊かな未来」の臨場感が、今の現実よりも強くなったとき、あなたの無意識は自然とその未来を実現しようと動き始めます。

豊かさは「受け取る許可」から始まる

お金を引き寄せるために大切なのは、テクニックではなく、あなた自身が「豊かさを受け取る許可」を自分に与えることです。

「私は豊かになっていい」「私には価値がある」――そう心から信じられるようになったとき、現実の通帳残高も、自然と変わり始めるのです。

豊かさの定義は、あなた自身が決めていいのです。

ABOUT ME
蓮彩 聖基 <br>(はすたみ こうき)
蓮彩 聖基
(はすたみ こうき)
パーソナルコーチ
1997年 青森県生まれ
苫米地式コーチング認定コーチ養成講座 第7期修了
ドクター苫米地ワークス修了
田島大輔グランドマスターコーチに師事
認知科学者 苫米地英人博士より、
無意識へ深く働きかける「内部表現の書き換え」や、コーチングの技術を習得
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